武家屋敷訪問
法事のため松江に帰省したついでに、8月にリニューアルが完成した武家屋敷に行ってきました。
結構長い期間、工事をしていたので、工事が終わるのを楽しみにしてました。
といっても、武家屋敷を見るのは何十年ぶりかなあ……。地元の観光地ってあんまり行かなかったりするのです。
なので、前回行った時どんなだったか、ほとんど憶えていません。
お武家様がいるぞ!
武家「屋敷」という名前だけど、部屋がすごく広いとかいうことはなくて、居間が6畳とかそんな感じで、こじんまりとしています。
現代人の感覚からすると、「庶民っぽい」という感じに映ってしまいます。
でもなんか親近感。
ふくらスズメの釘隠しがかわいかった。↓
台所やお風呂も、そんなに広くないです。
でも雪隠は、家人用と来客用があったりなんかして、お武家様さすがです。
これは台所。↓
井戸とかお庭とか。
松江水灯路のイベント中なので、その飾りがされてます。
お庭はシンプルだけど、よい感じでした。
あと、写真はいまいちだったから載せないけど、厩とか、門番の人の部屋とかもあって、当時の生活を妄想できてとても楽しかった。
お邪魔しましたー。
ただ……。
お武家様の暮らしに親近感を覚えたのはよかったけど、案内の人も何もいなくて、ちょっと寂しかったよね……と、一緒に行った母と話しておりました。
余談
武家屋敷を見学した後、隣の雑貨屋兼カフェで、武家屋敷の庭など眺めながら、ミルク抹茶に抹茶アイスクリームをのっけて食べました。
おいしかったです。
……で、そのカフェのお姉さんから聞いたのですが、今回の武家屋敷の大規模リニューアルは、なんでも新たな資料が見つかったので、それに基づいてのリニューアルだったそうです。
見つかったというのが、屋敷の内部についての資料だったようで、内部の改装のためのリニューアル工事だったとのこと。
リニューアル前は家の中に上がれなかったのが、上がれるようになったんだそうです。
「武家屋敷にまつわる新たな資料を発見!」とか、結構そそられるんですけど!
なんでそういう面白そうなことを、もっと大々的に宣伝しないのかなあ……。もったいない気がします。
できれば、見つかった資料がどんなものかというのも、ちょっとでも見せてくれるともっとうれしかった。博物館に行ったら見られるんだろうか。
案内の人がいない件も含めて、もうちょっと本気出せば、もっとお客さん来るんじゃないのかなあと思ってしまいました。
ともあれ、古いもの好きとしては、なかなか面白い場所でした。