モノクロで路地散歩
蒸し暑くなってまいりましたが、まだ路地歩きをやっております。
水筒持参で。
ただし短時間で。
やっぱり、暑いと路地歩きはしんどいです。
だがなかなかやめられない。
今日は、何度もうろついたエリアを再び歩いてみました。
いつもと違うデジカメを持っていたせいか、なんとなく気分が違ってきて、いつもは通らなかった、1本違う道を歩いてみたくなったのでした。
すると、そこには、ワンダフルな路地物件がわたしとカメラを待っていました!
何だあの屋根は。
道を歩くと、屋根をくぐる感じになります。
意味が分からなくて不思議。
とてもいい感じ。
……ていうかなんでモノクロなんだYO!?って話ですよね。
すみません。
今日持ち出したデジカメGRD(Ricoh GR Digital IV)は、モノクロ専用機にしてるのです。
もちろん、デジカメなので、カラーに切り替えることも簡単にできるのですが、
「持ち出したカメラに、たまたまモノクロフィルムが入っていた」
みたいなアナログ的シチュエーションをデジタルでも楽しもうと思って、モノクロモードのまんま撮ることにしたのでした。
今まで、この路地のすぐ近くまでは何度も来たことがあったのに、なんでこれに気付かなかったんだろう。
路地歩きの歩き方にもクセみたいなのがあって、「この分かれ道に来ると、どうしてもこっちの道へ曲がってしまう」みたいなことが多々あるようです。
その結果、いつもここらへんを歩くのに、あまり入ったことがない路地というものが存在するのです。
あまりおもしろそうな雰囲気がしない路地だなーと思っても、とりあえず通ってみるのは大事ですね。
それにしても、素敵な建物などを見つけた時の高揚感ときたら。
自分ちょっとおかしいんじゃないかと思いますね。
こういうものを見てウヒョーってなって、カメラ構える変な人。
だってどんどん開発の手が忍び寄って、素敵なレトロ建築は次々に壊されていくのですから。
レトロ建築といっても、自治体から本格的にレトロ建築扱いされて、保護建築物に指定されてれば、よほどのことがない限り、壊されることはないでしょうけど。
わたしが好きなレトロ建築というのは、本当に昭和の庶民が住んでた民家とかお店とかそういうのなので。
油断してるとすぐにも壊されるのです。
だから、見つけたら即、撮影。
ほとんど使命感。