宇宙手帳

広く日常。

昭和レトロ建築を探す散歩

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タイル張りの家。

最近、廃屋やレトロ建築の写真を眺めるのが好きで、Instagramでもそういうアカウントをフォローして楽しんでいます。

自分も撮ってみたくなったので、PowerShot G11と一緒に路地歩きをしてみました。

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家も素敵だけど松が良い。

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この路地だけ昭和の匂いがする。

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前の写真と同じ路地。窓枠の郷愁。

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元は何だったんだろう。由緒ありげな建物。

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曇りの日にもう一度撮りたい。

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ここだけ時が止まってる。

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壊されかけている廃屋。何か草花が咲いている。

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現役の履物店です。

カメラで、撮影時のカラー設定を「ポジフィルム風」的な設定にして撮ってみましたが、天気が良すぎたせいもあり、なんかさわやかになりすぎた感がありました。
昭和の寂れ感が全然表現できなくてもどかしい思い……。

ポジフィルムで日陰を撮った時の湿った感じとは、なんか違う気がするんだが……うまく言えない。


カラー設定を、ポジフィルム風から「すっきりカラー」にしてみました。でも設定を変えてからまだ撮影に行ってない。
路地散策なんか、不要不急もいいとこだから、なんか自粛ムードに流されてしまう。


さびれた色を出すには、XF10でクラシッククローム設定で撮れば、いい味は出るんだろうけど、先日読み返した丹野さんの本にあった、

「デジカメで撮って、美しい色に撮れたといって喜んでいるけど、それってカメラに美しい色で撮ってもらって喜んでいるだけじゃないか」(原文ママじゃない)

というヤツに当てはまりそうだなあ……とか考えてしまう。
XF10のクラシッククロームのフィルムシミュレーションで撮ると、何を撮っても絵になってしまうから、当初は喜んでたけど、まさしく「カメラに撮ってもらって喜んでる」なんだよなー。


丹野さんも勧めている、デジタルモノクロ写真に徹してみようかなあと妄想することもあります。


この日に撮影したレトロ建築写真がまだあるので、後半はまた別の日にUPします。