Industar 50-2でカラーも撮ってみた
通販サイトの購入ページには、「クセのある写り」と書かれていましたが、LC-Aだのミール1Bだのを使った後にIndustarを使うと、とても普通のレンズだと思えます。
距離リングには、最短65センチの目盛がありますが、回してみるとそれより更にもう少し回るんですよね……。割と適当なんだろうな。
35ミリ換算で75ミリで、65センチまで寄れると、結構寄れる感あります。
グイグイ寄る写真って、わたしは今まであんまり撮らなかったんですけど、たまにはいい気分転換になるようです。
カラーもいいけど、またモノクロに戻してしまった。
逆光でも結構クッキリ写ってる。ミールさんみたいにモヤモヤのフワフワになることはない。
Romantic Russia
ロシアつながりで。
県立美術館で開催中の、"Romantic Russia"と題されたロシア絵画展に行ってきました。
たまたまそういうのが集まっただけなのかもしれませんが、かなり写実的に描き込まれた絵が多かったです。
写真のような、すごい立体感。緻密に描き込まれた質感。
ロシア人全員が細密な写実画ばかりを描いていたわけではないんでしょうけど、同じような風景と点景としての人物の絵であっても、日本や中国の山水画とは完全に別の概念の上に成り立つ世界です。
ロシア人の、ものを見つめる目の鋭さを見た気がしました。
この光景を、完全に写し取って残すぞ!という意気込みも。
そんなロシア人が作ったレンズで写真を撮っているのだ、と考えると、ワケもなくいい写真が撮れそうな錯覚がしてきます。
こんな素敵なレンズが6000円ほどで手に入るんだから、ありがたいことです。