宇宙手帳

広く日常。

ソ連のパンケーキ

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ミラーレス一眼カメラで遊ぶ用オールドレンズコレクション最終回。

Industar 3,5/50

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Made in USSR
ソ連製です。

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Industar兄弟

Industarといえば、わたしはご縁あって十数年前から馴染みのレンズです。
上の写真の、手前に写っているベラルーシ製の総プラスチックカメラAGAT18Kについているレンズが、Industarだったのです。(総プラスチックカメラって書いたけど、レンズは大真面目にガラス製です)


AGAT18Kは、総プラスチックボディのため、外から光が入り込みやすい困ったカメラではありましたが、パーマセルテープなどで隙間を塞ぎまくれば、レンズのおかげできれいな写真が撮れたものです。順光でないとちょっと厳しかったりもしましたが。
ハーフサイズなので、36枚撮りフィルムで72枚撮れました。

わたしのAGAT18Kは、巻き上げ機構がどうにかなってしまったらしく、フィルムが巻けなくなって、使えなくなったのが残念です。


そんな残念な気持ちがあったので、Industarは特別に欲しかったのです。

そして、Industarを手に入れたら、オールドレンズ遊び用のレンズ収集も、終わりにしてもいいなあとずっと思っていたのでした。

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再会のレンズ


このレンズを受け取ったのが今日の午後だったので、まだあまり写真が撮れてませんが、ちょっと散歩で撮ってきました。

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ロシアのモナ・リザらしい。

モノクロ写真の気分だったので、カメラがモノクロモードになってた。

県立美術館でやっているロシア絵画展のポスター。
なんかミールさんといい、ロシアレンズをつけて歩いていると、ロシアのものが目につきます。


Industarはパンケーキレンズです。
レンズが小さいのでカメラ全体が小ぶりになって、かわいいし持ちやすいです。
でも、距離リングや絞りリングがちょっと回しにくい。

それと、レンズキャップがないのがちょっと困ってる。


ロシア絵画展、ちょっと見たいなあ……。
(関係ないけど、今日も焼きピロシキを食べました。おいしかった。)

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ヤマボウシ

なぜかわたしの身長に対して高い位置にばかり花が咲いていたヤマボウシ

ピントは、なぜかミールさんより合わせやすいような気がします。

Industarは、ドイツの銘玉テッサーのコピーだそうです。
なので、テッサーのシャープネスに似たものを持っているといわれています。


焦点距離は50ミリ。APS-Cサイズのセンサーだと、35ミリ判換算で75ミリになります。

中望遠……!!

広角レンズしか使ったことのないわたしには、正直、使いこなす自信が全然ありません。
自信ないのに買っちゃったけどどうしようかなHAHAHA!


でも買っちゃったからには遊び倒しますYO!
カラーも撮ってみたいです。そのうちに。