宇宙手帳

広く日常。

外国の手帳ファンのブログを読んでみた

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現在、サイズ感と縦横比が気に入って愛用している、フランクリン・プランナーのポケットサイズ。
このサイズは、日本国内では「バイブルサイズ」「ミニ6穴サイズ」等といった統一規格からは外れており、既成品リフィルはFranklin Covey社からしか発売されていません。

ほぼ日手帳に近いサイズなので、わたしはほぼ日手帳の使わなかったページを切って穴をあけて自作リフィルを作って使っています。(ほぼ日手帳ユーザに怒られそう……でも次はLIFEのノーブルノートを断裁して穴をあけて綴じようとしている無謀マン)


では、欧米のシステム手帳サイズ事情はどんな模様なんでしょうか。


今年購入した素敵なムック『システム手帳STYLE』のBREEのシステム手帳ユーザの方の記事に、ドイツで購入したバインダーがフランクリン・プランナーのポケットサイズだという話が載っています。

……ということは、ヨーロッパあたりでは、フランクリンのポケットサイズは、日本と比べたら一般的に使われているのでは?

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と都合のいい予想をしつつ、海外の事情をリサーチしてみました。といってもブログをちょこっと読んでみただけですが。
ブログの著者がアメリカ人なのかヨーロッパ人なのかわからないんですが、まあだいたい事情はわかった。


どうやらあちらでは、日本のように「バイブルサイズ」「ミニ6」などという各社統一規格みたいな感覚ではなくて、「システム手帳のリフィルのサイズは、メーカーによって様々なので、合ったサイズを買うもの」という感じです。間違えないように買うのがちょっと大変そうです。

海外のシステム手帳ファンの気持ち

(むしろここからが本題?)
Instagramでは、海外でも#planneraddictなどといったタグを使って、手帳好きの人たちが手帳の写真を投稿しています。
そんなタグがあるくらいだから、海の向こうの国でも手帳の好きな人がたくさんいるんだろうなー、と思っていました。


今回フランクリンポケットサイズについて調べていて、たまたまとても共感したブログがあったので、勝手にご紹介します。
www.wellappointeddesk.com



この人は、ほぼ日手帳とかモレスキンとか、いろんな手帳を使ってみたそうです。
そして、自分にはシステム手帳が合っている!という結論に達し、何章かに分けてブログ記事を書くことにしたとのことです。


この記事で、「ああーわかるわかる」と思ったのは、このあたり。(拙訳かつ要約ですので、原文を読みたい方はリンク先へ)

手帳のことを調べていてビックリしたのは、創造性あふれる手帳が圧倒的だったこと。
ほぼ日のサイトに載っている、マステやシールなどのカワイイものでデコった手帳みたいな感じ。
そういうものを使ったりカラフルにしたりしてきれいに味付けすることに反論するつもりはありません。
ただ、手帳をデコることにつぎ込まれた多くの時間とエネルギーにはちょっと驚嘆してしまいます。
わたしはどちらかというと、スクラップや落書きやコラージュをしたい気持ちよりは、カッチリした手帳にしたいという気持ちの方が強いです。

システム手帳でも、凝ろうと思えば凝ったものを作れるけど、わたしはシンプルにやりたいです。

……そうなんだよなー。

わたしはマステもうまく使いこなせないし、絵も下手だし、コラージュとかデコとかするセンスに圧倒的に欠けているから、カワイイエレメンツ(kawaii elementsって書いてあった)を使いこなすのは苦手だ。
付け加える要素としては、自作日付シートを貼るくらい。

最近は、公開日記においては、美文字で書くことすら放棄して(ペン字の練習はしてますけどね)、ただの殴り書きみたいな手書きポストばっかりしてます。
かわいく、きれいにデコった手帳を作ることはとっくに諦めてます。


だから、「手帳やノートをかわいく作ろう!」系の女子向けの本には全然食指が伸びない今日この頃です。
なんというか住む世界が違う。


それこそわたしも、デコ手帳派に反対するつもりは毛頭ないけど、「カワイイ」と「オシャレ」が手帳の楽しみのすべてではないし、デコに手間をかけるよりは、少しでも多く書きたい!という気持ちの方が強いです。
かわいくてオシャレな手帳術は、見て楽しむことに徹しています。フフフ。


海の向こうに同じ気持ちで手帳を使ってる人がいる!と思うと、なんだかうれしいですねー。

世界中でたくさんの人が、それぞれ自分なりに手帳とつきあって、育てていっていることを想像すると楽しいですね。
世界の手帳愛好者たちが、来年も素敵な手帳とともに楽しい日々を過ごすことを願ってやみません。

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