城下町のレトロスナップ
よいスナップが撮れたので、小一時間ほどの散歩写真だったけど、とても楽しかった。
↑↑上の写真は、カメラの電池が切れて、バッテリーを入れ替えた直後に、武士が通ったので、慌ててカメラ構えて撮った。
間に合ってよかったー!
この辺は戦国武将とかが比較的よく通るのです。
……だけど、観光客がすごく少ないですね、今もまだ。
武将や忍者たちも寂しがっていることでしょう。
そんなわけで。
城の周辺で、スナップやらネイチャー(?)やら、いろいろ撮ってきました。
たくさんあるので、今回はスナップを。
天気は曇り時々晴れ間。
カメラはすべて、PowerShot G11。
レトロ建築や廃墟・廃屋っぽいものを集めているのですが、廃墟なのか現役なのか判断が付きにくい建物もあります。
上の写真もそうで、階段がワビサビというより錆び錆びで、安全性があやしげなのですが、自転車が停まっているから住んでる人がいるのかな?とか、妄想をかき立てられます。
下の写真は、これは間違いなく廃屋。
以前、フィルムでも撮ったのですが、さすが今の時期はしばらく放っておくと夏草がボーボーになってました。
それもまた良い風情です。
わたしのような酔狂な人が立ち入らないように、工事現場にあるような柵?みたいなのが置かれていました。
前にフィルムカメラ持ってきた時はそんなものはなかったのですが。
今日はズームコンデジ持ってきたから、柵を越えなくても大きく写せます。フフン。
飛び道具は反則ですか。
しかし、柵などめぐらしてあるところを見ると、ひょっとして近々取り壊しが始まってしまったりするのかもしれません。
レトロは急げです。
↑↑これもレトロビルですが、何十年も前からあって、今も使われているようなので、これはとりあえず賞味期限(というより余命?)はもう少しありそうかなと考えている物件。
風月堂と書いてあるのは、小学校の同級生の家。老舗の和菓子店。
家に遊びに行ったこともあるYO!
↑↑さびれた商店街で今も生き残っている、昔のままの模型屋さん。
オタクやマニアの世界って本当に強いなあと思います。
入ったことはない。すみません。
消えた隣家の型が残った壁……というジャンルも、トマソン的な価値はあるのですが、この街にはこの種の物件が多すぎて、見飽きたというか若干食傷気味というか、すみません、あまり感動もしなくなってきました。
が。
これはちょっと、壁画のようじゃないですか。
素敵です。
花泥棒への張り紙、というのも、写真趣味界隈でよく見かける被写体のような気がします。
説教垂れてる張り紙もあるし、こういうのもあるんだなあ。
河さんのやさしさを感じる。
鉢が整列。
植物が好きな住人らしい。
それはいいのだが。
どうやって並べたのか。
手すりのどこかが開くようになっているのか。
いやそれにしてもですよ。
これは川べりで、鉢が並んでいる絶壁のすぐ下には川が流れているのです。
堀川遊覧船も通る、結構深さのある川。
住人がこれらの鉢を並べている様子を想像すると、ちょっとゾゾッとしてしまいます。
大きい地震が来たら、この植物たちはどうなってしまうのか。
と考えて、またゾゾッとなった。
そんな感じで、相変わらず妄想猛々しく散歩しています。
次の記事では、ネイチャーっぽい写真をまとめてみます。
このブログは、写真趣味の方より文具趣味の方のご訪問が多いようなので、最近文具の話あんまり書いてなくてすみません。
今日の天体ショー
今日6月21日の午後、部分日食が見られるとのことだったので、何日も前から楽しみにしていました。
ちょうど日曜日だったので、教会の友達と会って、一緒に日食を見ました。
XQ1で最大までズームして撮りましたが、太陽は小さくしか写らなかったので、だいぶクロッピングしましたが。
コンデジにしてはなかなかいいのが撮れたなと自画自賛。
レンズの前に日食グラスをくっつけて撮りました。
本当はそういうことやっちゃいけないらしいんですが。
オムレットの手前に置いてるのが、数年前からお世話になっている日食グラスです。
一時期太陽を見るのにハマって、日食でもなんでもない日も、まん丸い太陽を毎日のように眺めて喜んでいました。
昼間でも何か天体を見たい!と渇望していて。
変な人でしたね。
さて。
駐車場の脇に、天体望遠鏡と、白い紙をセットした三脚が置いてありました。
しばらく友達と一緒に待っていると、持ち主の中学生男子が現れました。
彼は、白い紙に、望遠鏡を通した太陽の光を投影して見せてくれました。
写真も撮らせてくれました。それがこれ。↓↓
天文部でもないって言ってたけど、望遠鏡とか使いこなしてて、将来有望な中学生です。
次の部分日食は3年後とのことなので、その時にはわたしも望遠鏡使ってみようと思いました。
それと、もうひとり、日食に興味のある人との交流がありました。
ケーキ屋さんに入ろうとした時、色のついた丸いプラスチックのお菓子の容器のふたみたいなものを持ったパティシエ風の女の人が出てきました。
その人が太陽の方に向いて、その丸いプラスチックを顔の前にかかげようとしたので、「日食見るんですか?」と訊いたら、うれしそうに「はい」と答えてくれたので、日食グラスを貸してあげました。
色付きのプラスチックとか、そういうテキトーなものを使って太陽を直視したら、目を傷めますYO!!
パティシエさん、
「あっ、見えた!欠けてる!」
って、喜んでくれてよかったです。
部分日食だったので、少し欠けてすぐ元に戻るみたいな感じで、短時間で終わってしまいました。
太陽って……いや、地球が、かな?
思っているより高速で動いてるんですよね。普段は意識しないけど。
ケーキ屋さんで、夕日で出来た影が美しかったので写真を撮ったんだけど、あれよあれよという間に影の形が変わっていきました。
この間、10分くらいかなあ。体感だから適当だけど、長い時間ではなかった。
日食とか天体イベントが特になくても、宇宙の動きを身近なもので確認することは、結構できるんですね。
太陽を見て、地球が動いてることを実感して、天体の動きに興味を持ってる人たちと交流して、楽しい一日でした。
妄想写真術
素敵だな、と思った家屋や建物を写真に撮るのが趣味という、変な人。
しかもそれが、だれが見ても文句なしに素敵な建物なのかというと、そうでもないという。
わたしだけが悦に入っているような建物の場合が多いと思います。
いいんです。
趣味だから。
その建物が素敵かどうかを判断する基準は、「住んでみたいかどうか」。
一瞬、そこに住むことを妄想するのです。
住んでみたら楽しそうだな、住んでみたいな、と思ったら、撮影せずにはいられません。
いつもそういう妄想ばかりしています。
↑↑これとか、いい。
なんか出っ張ったような部分、この出っ張り部分が一軒の家なのか、それとも隣にくっついてる一段低い建物も、中がつながっているのか。
この出っ張った2階部分に住みたい。
↑↑これは、離れ的なものだったんだろうか。
こういう、すごく小さくて狭い平屋の家にも住んでみたい願望があるのです。
ホント変な人だよなーと自分でも思います。
でもそうやって妄想しながら散歩写真撮るの楽しい。
今回は、GR10というフィルムのコンパクトカメラで撮影しました。