宇宙手帳

広く日常。

久々に文具充

神戸まで遊びに行ってきました。

主な目的は、煉瓦倉庫の文具屋さんでやっていたペンクリニックと、文具関係の買い物。


ペンクリニックでは、2本の万年筆を調整していただきました。
書きやすくなってうれしいです。


文具屋さんの近くで、文具蚤の市をやっていて、アウトレット的なものをいっぱい売っていたので、予想外の収穫がありました。
キップレザーの3本挿しペンケース(ペン袋みたいな感じ)が半額、とか。革がふわふわなのですYO!

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Lサイズだったので、ちょっと長いペン向きですね。

蚤の市には、デルタのPOMPEI万年筆とボールペンも半額で出てました。
半額といっても、万年筆で4万円だったかな。

わたしは手が出ないけど、欲しいと思ってた人にはお宝なのではないでしょうか。

もうなくなってしまったイタリアの万年筆メーカー、デルタ。
気にはなったけど、リアルポンペイ見たからいいじゃないか……と自分に言い聞かせ。


その後、三ノ宮の店舗に移動して、システムダイアリーなど購入しました。

田舎にはこんなに充実した文房具のお店はないので、楽しかったです!

文具の話のついでに

久しぶりの文房具話なので、もう一つ近況。


会社で隣の席の男子が、先々月、仕事関係の何かで表彰されたんですけど、副賞として何かペンのようなものをもらってきまして。
彼が表彰式から会社に戻ってきて開封してるのを横で見ていると、そのペンはLAMYのアルスターのローラーボールだったんです。ディープパープル。


もらった本人は、筆記具には全然関心がなく、なんかカジュアルであまり高くなさそうなボールペンだなあと思っているようでした。

それでわたしが、これはドイツの有名メーカーの人気商品なんだYO!!と教えてあげました。


それでも本人、ふぅーんって感じで、興味なさそうでした。

わたしは、そのディープパープル色がとても好みだったので、いいなあいいなあ、大事に使いなよー、と言ったのでした。


で、そんなこんなしてたんですけど、ある日彼が、
「これあげます」
といって、あのアルスターをわたしにくれたんです。


あああーわたしそんなに物欲しそうにしちゃったかなあ、と反省しつつ、「せっかくの記念品なんだから取っときなよー!」って言ったんですけど、「価値の分かる人が持っていた方がいい」とか言って、どうしてももらってくれというので、ありがたくいただくことにしました。

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Ashfordのシステム手帳に溶け込むようなLAMYアルスターローラーボール

これです。

色がすごく好みです!


水性ボールペンは、油性ボールペンよりサラサラ書けるので、手があまり疲れないみたいです。
一番好きなのはやっぱり万年筆だけど、この水性ボールペンも大切に使っています。

大人のふろく二眼レフ

学研『大人の科学マガジン』から、ベストセレクション第2弾として、二眼レフカメラが再発売されてますね。

わたしは2009年11月に発売された時に買いました。

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GAKKENFLEX

35ミリ判フィルムを使用するので、中判用の二眼レフよりだいぶ小さいです。
当然プラスチック製なので、ものすごく軽いです。

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蓋を開けたところ。

二眼レフらしく、ちゃんと像が左右逆に映るので感激します。ピント合わせできるのです。


ふろく二眼レフで撮影した写真をいくつかご紹介します。
クオリティとかあんまり考えないでください。

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必要以上にノスタルジックに写ります。

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これはたぶん倉敷

レンズはプラスチックだし、コーティングとか無縁なので、フレア出まくりです。

そして周辺が流れ流れて時の河は続いていく……という感じです。(三国志ご存じの方いらっしゃるかな)

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Time goes by...

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普段あまり撮らない観念的写真


最近出たベストセレクションのは買ってないので、写りに変化とか進化とか、あるかどうかわかりません。

たぶんないと思いますが。


わたしも正直、この二眼レフではあまり撮影してなくて、フィルム2本くらいしか撮ってないと思います。たぶん。すみません。


当時懐かしいと思っていた岡山と、当時住んでいた大阪の路地を撮影していたようです。

大阪を離れた今となっては、当時の大阪の写真がとても懐かしいです。


このカメラで撮った写真は、どれも必要以上に懐かしい感じに写ってくれます。
鮮明には写してくれませんが、鮮明でない方がかえって懐かしさが倍増するようです。


撮影して何年も経ってから味が出てくるタイプの写真が撮れるカメラかもしれません。
高性能なカメラでは撮れない写真が撮れることは間違いありません。


このカメラで今住んでいる場所を写しておくと、きっと何年・何十年後に熟成されて、見たら当時の優しい思い出だけが思い出されると思います。

平成ミラクルショット

帰宅したら、なんかハガキが来てまして。

FUJIFILMの”PHOTO IS"50,000人の写真展2019から。


なんだけど。

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なんだこれ!?

裏を見てみると、こんな文言が。

この度ご応募いただいたあなたの作品は、一般展示部門、「平成の一枚」部門の全出品作品の中から(中略)「心に響いた100選」に選出されました。


!?


や。
確かに出品しましたけども……。


2か月ほど前、カメラ屋さんが2階でピンホール写真を展示するからっていうんで作品を募集してたから、2枚ほど出品させていただきました。
その時なぜか、写真が、FUJIFILMの”PHOTO IS”の応募台紙に貼り付けられて展示されてまして。

展示が終わって、作品を返してもらいに行ったら、カメラ屋さんに、「これ、このままPHOTO IS展に出しませんか」って言われたから、ああいいですYOーつって1枚だけ出したんですけど……。


それが、こんなことになってしまったらしい。

うむ。
あの時、針孔寫眞の先生がすごくほめてくれた作品ではあったんですが。


↓↓ こんなのです。

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昔、貸し暗室で自分でプリントしたのがこれです。

自分では全然そんな大した写真だとは思ってなかったから、先生にほめていただいただけでも恐縮してたのでした。


ていうか、”PHOTO IS”って、誰かに賞を与えたりとかそういうのじゃないと思ってた。
ていうか、応募要領もよく読んでなかった……。

だってカメラ屋さんが「出しませんか」って言ったから出しただけなんだYOOOO!


いろいろテキトーですみません。

全国の会場で展示されるそうですが、「入選作品は特設展示コーナーに展示いたします」って書いてある……ヒエエエ。



昔、入選したり評価されたりとかいうことに、むやみに憧れてた時期が結構長いことありました。
その時は全然、何も起こらなかったのになあ。
なんで今になってこういうことが起こるんだろう。不思議です。


PHOTO IS MIRACLE.

ということかもしれん。