宇宙手帳

広く日常。

大人のふろく二眼レフ

学研『大人の科学マガジン』から、ベストセレクション第2弾として、二眼レフカメラが再発売されてますね。

わたしは2009年11月に発売された時に買いました。

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GAKKENFLEX

35ミリ判フィルムを使用するので、中判用の二眼レフよりだいぶ小さいです。
当然プラスチック製なので、ものすごく軽いです。

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蓋を開けたところ。

二眼レフらしく、ちゃんと像が左右逆に映るので感激します。ピント合わせできるのです。


ふろく二眼レフで撮影した写真をいくつかご紹介します。
クオリティとかあんまり考えないでください。

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必要以上にノスタルジックに写ります。

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これはたぶん倉敷

レンズはプラスチックだし、コーティングとか無縁なので、フレア出まくりです。

そして周辺が流れ流れて時の河は続いていく……という感じです。(三国志ご存じの方いらっしゃるかな)

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Time goes by...

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普段あまり撮らない観念的写真


最近出たベストセレクションのは買ってないので、写りに変化とか進化とか、あるかどうかわかりません。

たぶんないと思いますが。


わたしも正直、この二眼レフではあまり撮影してなくて、フィルム2本くらいしか撮ってないと思います。たぶん。すみません。


当時懐かしいと思っていた岡山と、当時住んでいた大阪の路地を撮影していたようです。

大阪を離れた今となっては、当時の大阪の写真がとても懐かしいです。


このカメラで撮った写真は、どれも必要以上に懐かしい感じに写ってくれます。
鮮明には写してくれませんが、鮮明でない方がかえって懐かしさが倍増するようです。


撮影して何年も経ってから味が出てくるタイプの写真が撮れるカメラかもしれません。
高性能なカメラでは撮れない写真が撮れることは間違いありません。


このカメラで今住んでいる場所を写しておくと、きっと何年・何十年後に熟成されて、見たら当時の優しい思い出だけが思い出されると思います。