宇宙手帳

広く日常。

モノクロ写真で遊ぶ

コダックの黄色い箱のフィルム、撮った写真もなんか黄色いんだよなー……というのは以前にも書きました。
黄色というかセピアというか。

わたしが撮る被写体は、ある意味ノスタルジックなので、こういう色合いが合わないわけではないかもしれない。

だけどわたしは、カラー写真は割と見た目に近く、自然な色で写ってほしいと思っているのですよ。


そんなわけで、どうせノスタルジーならいっそPCでモノクロに編集してしまおう。

というお遊びのインチキモノクロ写真を作ってみました。
以下全部それです。ちなみにカメラはいつものPENです。

個人的な感想ですが、モノクロにした方が落ち着いていていいような気がします。


過去にも書いた話ですが、わたしはデジカメでモノクロ写真を撮ったり、カラープリントをスキャンしてPCでモノクロにしたりといったことにあまり抵抗がありません。

わたしも暗室作業をやっていたことがあり、自宅トイレ暗室も作りました。それらの楽しさや銀塩白黒プリントの美しさも体験しました。
だけど、デジタル機器を使ったお手軽モノクロにも肯定的です。


銀塩プリントでなければモノクロではない!
デジタルモノクロなんかただのデータであって、あんなものは写真ではない!

という考えの方が実際にいらっしゃって、わたしはその方を尊敬していたので言えなかったのですが、すみませんわたしはそこまで銀塩モノクロにこだわりはありません。

oolongchai1211.hatenablog.com

↑↑の過去記事でご紹介した丹野清志さんの本のように、気軽にモノクロ写真を楽しむことに大賛成です。

丹野さんは、かつてのモノクロフィルムの現像や暗室作業を長年してこられて、銀塩白黒写真の素晴らしさを深く理解している方だと思います。
それでいて昔のやり方に固執せず、デジカメで気ままにモノクロを撮ろうよと言っちゃうことができる、柔軟で前向きな考え方をされる方なんだなあと……ホントに大好きです。


丹野さんは、(どの著書でだったか失念してしまいましたが)写ルンですで撮ってプリントした写真を白黒でコピーして楽しむ方法も提案していました。
お手軽でしかもとても楽しそうな方法ですよね。
コピーで写真集が作れますね。


モノクロはフィルムも現像プリント代も高いので、カラーネガで撮ってPCでモノクロにしちゃうのもありだよな、と思うのです。

ていうかコダックの黄色いヤツたくさん買い込んじゃって途方に暮れてるので、じゃんじゃん撮って全部モノクロにしようと思ってます。