宇宙手帳

広く日常。

カメラを買いました

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FUJIFILM X-M1 という機種です。

買ったばかりなので今日はまだレビューとか書けません。連休にでもどこかに撮影に行こうと思っています。撮ったらまた感想を書きます。

というワケで今日は単なるカメラ趣味語りでも。


銀塩時代から写真を撮るのが好きでした。
よく撮る被写体は路地とか路上観察(赤瀬川原平さんの真似的な)ですが、興味を引かれたものは何でも撮ります。

一眼レフは向いてないなとか、ズームレンズは好きじゃないなといった自分の撮影上の趣味も、だいたい銀塩時代に確定しました。



銀塩の頃に一番好きだったジャンルのカメラは、レンジファインダー機(Bessa RとライツミノルタCLを使用)とコンパクトカメラ(Contax T2とかRollei35とか)だったのですが、デジタルになったらちょっと変わってきました。

デジタルでレンジファインダーというとマニア向けになりすぎて、価格がとても手が届かなかったけど、デジタルRF機って今でもあるのかな。
デジタルのコンパクトカメラの所謂普及機は、ほとんどズームだし、あまり楽しめなかった。メモ用に使ってたこともあるけど、今はiPhoneがあるので普及クラスのコンデジは使ってません。
今所有しているデジタルのコンパクトカメラは、もはや動きが少々怪しくなってきたRicoh GRD(初代)と、写りがすごくいいけど電池を食いまくるSIGMA DP2sです。どちらも大好きです。

これら単焦点コンパクト機に加えて、旅行などの気合の入った撮影の時のために、信頼できるメイン機が欲しい。
銀塩の頃のCLのような存在が。


…というのが、ミラーレス機への思いです。
単焦点パンケーキレンズだけあればよかったんだけど、標準ズームがセットになっているので、妥協してWレンズセットを選択しました。


今回購入したX-M1は富士フイルムのカメラですが、フジのカメラは銀塩の頃から大好きです。Tiaraは今でも好き。
フジはデジタルになってもフィルムメーカー的な発想でカメラを作っていて、そういうところに痺れたり憧れたりしてしまう昭和の銀塩おじさん精神を持ったわたしなのです。

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Tiara姉妹。

わたしがフィルム撮影を滅多にやらなくなってデジカメを多用するようになった理由は、ランニングコストの問題もあるけど、それよりは、ネガの現像とプリントの質が露骨に落ちてきたことに我慢の限界が来たからです。なんとなく現像液の使い回しをされてる気配がするし。利用者が少ないから仕方ないのかなー。

でも昭和のおっさんなので、フィルムっぽい写りを求めてしまいます。
カメラの側で勝手にシャープネスとかかけないでほしい。かけてもいいけど、わからないくらいうまく騙してほしい。


などなどとカメラに対する願望は尽きませんが、結局は写真って、撮る人のセンスとか腕ですよね。
はい…腕を磨きます。このカメラなら、楽しみながら上達できそうです。