人形劇三国志全巻観ました
今年1月から鑑賞を始めた、NHK人形劇三国志。
本日やっと最終話まで観終わりました。
これまで三国志といえば、吉川英治の小説と、横山光輝の漫画、蒼天航路、アニメ最強武将伝、くらいしか観たことがありませんでした。
細かいことを言うと、京劇も観たし、大型人形劇も観た(おやこ三国志の人形劇も)のですが、それらはダイジェストまたは部分でしたので、「通しで観た」のは先に述べたものくらい。
で、今回の人形劇だったわけです。
当然ながら相当長い話なので、どの作品でもどこかが省略されているのが普通です。
人形劇でも、そこを削るんですか!というようなところが削られていたりもしましたが、その分、ここにはこだわる!!というところがハッキリ見えて、非常によかった。
特に、人の情の部分の描き方が、深かったと思います。
なんとなくこんな感じー、で流してしまいがちな「義」といったものを、鮮明に描き出してくれたことで、義など知らないような現代人のわたしたちが観ても、今まで感じたことのないような深い衝撃があります。
DVD買おうかどうしようか迷ってる人は、迷っても無駄ですから買った方がいいですよ。
上の写真は、先月、長野の川本喜八郎人形美術館に行った時の半券です。
人形劇鑑賞中の時期に人形たちに会えて、本当によかった。
余談。
DVDの最後に川本先生の対談があって、いろいろ興味深いお話がされていたのですが、孔明溶けかけ事件にはちょーウケタ(笑)。あの場面、めちゃめちゃグッときてたのに、あとでそんなことがあったなんて!
DVDいろいろおいしいです…。