宇宙手帳

文具とか園芸とか。広く日常。

弁当箱を変えてみた

【BEFORE】ステンレス弁当箱

ザッと10年くらいの間(適当)、ステンレス製の弁当箱を使っていました。

プラスチックの弁当箱だと、細かい傷に雑菌が入って、ニオイが染みつきそう、という気がしたので、衛生面からの選択です。

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ステンレス弁当箱たち。

丸型2段式のタイ製(Seagull)から始まって、健康診断で痩せろといわれて、360mlの日本製ステンレス弁当箱になり、最近までこれを使っていました。


ところが、最近になってステンレス弁当箱に不満が出てきました。
容量が少ないとかではなく。


「なんか、ごはんがまずい。」


これでした。


なぜ最近になって急にごはんのまずさが我慢できなくなってきたのかというと……推測ですが、1年半くらい前まで、ちょっと精神を病んでいたようになっていたので、メシの味などどうでもよかったのかもしれません。
精神が健康になってきたことで、「いくら冷や飯でも、ごはんってもっとうまいはずではないのか?」ということに気が付き始めたようです。


ステンレスの弁当箱には、シリコンのパッキンがついているので、汁が漏れにくいのはよい点でした。

でもごはんはおいしくない。
ついでにおかずも水分を帯びていて全体にベッタリしている。
この気密性の高さが、かえってよくないんだろうか。


あたたかいごはんと凍ったままのブロッコリー、生ぬるいゆでたまご、焼いたソーセージ、生のプチトマトなど、温度バラバラのものを入れて蓋をして会社に持って行って、お昼に開けた時には、蓋の裏は結露ビッシリ。
全体的に水っぽいし、何よりごはんがまずい。冷たくて硬くてベチョッとしていて、食べていて途中でやめたくなる。

お米の銘柄はあきたこまち、またはつや姫。しかも炊く時に雑穀を混ぜているので、本来とてもおいしいはずなのですが……。

【AFTER】曲げわっぱ弁当箱

ロフトの見切り品ワゴンで、曲げわっぱ弁当箱が1000円で売られているのを見たのが、曲げわっぱに関心を持ち始めたきっかけでした。

結局その1000円のは買いそびれてしまったのですが、なんとなく気になったのでネットで調べてみた結果、


曲げわっぱ弁当箱は、ごはんが冷めてもおいしい」


という情報が目に入って来ました。


知識としては、まげわっぱのことは以前から知っていました。
でも、一部のOLがインスタ映えを狙って使う小道具だろう、くらいにしか思ってませんでした。
それに、カビ生えそうだなとか、容量の割にはデカそうだなとか、そういうマイナスの印象が結構強かった。


だけど、ごはんがおいしいと聞いて、俄然興味を持ち始めました。


通販だと、塗装にシンナーが含まれていてごはんが臭くなるとかいう話もあったので、店頭で見て(嗅いで)から買おうと思い、探しに行きました。

そして選んだのがこれ。

だいぶ探しましたけど、細かい話はおいといて。

買ってきました。

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こんなの。

早速、次の日に試してみました。
以前と同様、温度がバラバラの食材を詰めて、蓋をします。

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適当に詰めてるとこ。ブロッコリーは凍った状態です。

(ゆでたまごにはクレイジーソルトをかけるのが長年の習慣です。)


そしてお昼。
ドキドキしながら蓋を開けてみました。


スゴイ!!

蓋を開けた時の状態が、ステンレス製とは全然違う!

結露が全然ない。
入れた時のまんま、ごはんもおかずも、ベッチョリでもなければカピカピでもなく、しっとりしています。
これなら冷や飯でもおいしいです!


購入した曲げわっぱ弁当箱

ピンからキリまである曲げわっぱ弁当箱の中で、避けたのは、「ウレタン塗装のもの」と、「どこかよくわからない場所で漆塗りされたもの」でした。


ウレタン塗装されているものは、表面がツルッとしていてお手入れは楽だけど、木の調湿性が失われてしまうので、極端な話プラスチックの弁当箱と同じようなものになってしまうらしいという話で。それでは曲げわっぱを使う意味がない。

どこかわからない場所で漆塗りされている安価なものは、漆をシンナーで薄められている可能性があり、長期間臭いが取れない恐れがあるそうなので避けることにしました。


条件はその2つとあと予算だけだったんですが、これというものがなかなか見つからなくて、最終的にこれを選びました。

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中に仕切り板が1枚入ってたけど、使ってません。

栗原はるみブランドの、茶色の漆塗り。
4800円くらいでした。

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ブランドロゴは控えめに底面に……。

漆は国内で塗られているので(おそらく)良しとしても、材が合板で中国製なのがちょっと気にならないでもなかった。
合板だから接着剤使ってるだろうしな……。合板にしたことで、木材の調湿性はどの程度犠牲になるのか。それに、接着剤の臭いはどうなんだろう。

というあたりが、実際に使ってみるまではわからなかったので、ちょっと不安もありました。


……しかし。

そんな心配をよそに、溶剤や接着剤の臭いは全然ありませんでした。
合板ということで若干懸念していた木材の調湿性も、思ったほど失われてはいないようで、ごはんもおかずも適切な湿度を保っていて、おいしくいただけます。合板だけど全然イケルなーという印象です。
さすが栗原はるみブランドです。


お弁当がおいしく食べられるようになって、かなりゴキゲンです。
お昼ごはんは大切ですね!

デジタルメモ「ポメラ」DM30。良い。

以前、「ポメラより手書き!」みたいなことを言った記憶がうっすらとあります。
確かに、手書き大好きで、日記や手紙を書く時は手書きが9割。HBxWA5サイズの手書き日記は、始めて1年経ってないのに500ページを超えています。


でも結局、ブログは手書きで書くワケにはいかないし。
ポメラもやっぱり好きだし。

むしろ、スマホをやめた今、以前よりもポメラが好きになってます。


そんなわけで、DM30を買いました。

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POMERA DM30

批判も多いけど……

厳しいエンドユーザ各位による酷評に晒されている、デジタルメモ【ポメラ】DM30。
酷評されている主な点は、

  • 画面が電子ペーパーのため、入力した文字が表示されるのが遅い。
  • 画面が電子ペーパーのため、表示された文字の残像が画面上に残っていく。
  • 日本語変換が賢くない。
  • 折り畳み式だが、大きく厚く重い。

といったところです。


わたしはDM30が発売されてからずっとほしいなーほしいなーと思っていたので、その間ずっとそういう批判を見てきました。酷評されてるけど、ホントのところどうなんだろう!?と。
そしていよいよ自分で使ってみることになったわけです。


気になっていた欠点(上記に挙げたもの)についてはこんな感じ↓↓

  • 入力が表示されるまでのタイムラグ⇒思ったほどじゃなかった。
  • 入力文字の残像⇒Kindle電子書籍っぽい見た目。書いてる内容が即座に本になっていくようで楽しい。
  • 日本語変換が変⇒過去のポメラより賢くなってる気がする。そもそもポメラの変換能力は、ユーザが育てていくものと考えている。
  • 折り畳み式だが、大きく厚く重くなった。⇒何気なく置いてみて初めて気付いたけど、タテヨコが聖書と同じ大きさだったwwバイブルサイズ!DM30は聖書より薄くて軽いです。

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システム手帳っぽいかも。ヒンジがリングっぽいしバイブルサイズだし。

最近聖書にハマっていて、病院で待ち時間が長そうな時とか、長時間の移動がある時などに、聖書を持って行って読んでいます。まあちょっと重いし場所も取りますが。
聖書よりだいぶ薄いDM30は、わたしにとっては携帯性がいい部類に入ります。聖書と重ねてバッグに入れるといい感じに収まりそう。


DM30に向いている(と思われる)人

打つ感触を大事にしている人

キーボードの感触がよいので、文章を書くのが楽しくなります。
わたしが使ったことのあるDM100やDM20などより、打鍵感は堅実だと思います。しっかりした押し心地でわたしは好きです。
打鍵音は、うるさいというほどではないとわたしは思いますが、ここらへんは個人の好みでしょう。

電子ペーパーの各種欠点を気にしない人

たとえば、入力文字の残像について。
DM30には、画面の残像を消す機能がありますが、その機能を使えば使うほど、ユーザはジョジョに微妙に過敏になっていって、ちょっとした残像でも気になる体質になってしまいそう。

残像が見えていても、それは画面に焼き付いたりキズとなって刻まれたりしているワケではなく、実体がないものなので、ほっといても問題ありません。
残像を一切気にしないと決めた方が、幸せな気持ちでこの機種を使うことができると思います。

「ノンノンノン、それは残像だ」と言いながらポルナレフが脳内に登場したりするのも最初のうちだけ(ていうかわたしだけか)。
すぐに慣れてしまいます。

眼精疲労や手の痛みがキテル人

PCやスマホによる目の不調や、度重なるマウスクリックや液晶画面強打による手の痛みは、当人が思っている以上に深刻なダメージだったりします。簡単に治るものでもありません。

電子ペーパーは、液晶画面に慣れた目には、見ていてホッとするものがあります。目を射るような感じがなく、イライラ感も減少します。精神衛生上とても良いと思う。

そして手の健康にも。
表示タイムラグがあるので、速すぎる打鍵にはあまり向いていないDM30。でも、安定感のあるキーボードでゆっくりめに打ちたい時は、とても良い相棒になってくれます。

モバイル機器をあまり持っていない人

10年前、ポメラが発売された当時でも、たとえば外出先でブログ記事を書きたい時、ノートPCの方が便利だという人もいました。
今はそれに加えて、スマホタブレットBluetoothキーボードの方が便利だ、という人も多いでしょう。

そんな世の中で、ポメラを選ぶ人、それも通信機能が限定されているDM30のような機種を選ぶ人というのは、相当趣味性が高いか、スマホやノートPCを持っていないか、そのどちらかでしょう。

わたしはその後者……いやもしかしてその両方なのかな。
そんな人、今の世の中あまり多くはないんだろうな、と思いつつ、もしそういう人でポメラの購入を考えているということであれば、DM30を強くお勧めします。かなり安くなってますし。

チェキ(SQ10)の感想

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Instax SQ10 デジタルチェキ。

連休にとっとり花回廊にも持って行って、楽しく使いました。


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大山(だいせん)と花畑

こんな感じで、とてもきれいに撮れます。


SQ10は、一部の(若干ファンダメンタルな)チェキファンからは、批判もあったようです。

伝統的なチェキは、撮ったら有無を言わさず写真が出てくるアナログカメラでした。
ところが、SQ10はチェキだけどデジタルカメラです。マイクロSDカードを入れて、何十枚も画像を保存できて、その中から好きな画像だけを選んでプリントすることが可能なのです。そこが、邪道みたいに思えた人もいたのでしょう。


だけど、そういう機能は、実際使ってみると、やっぱり便利なワケで。

しかも、撮影した画像が明るすぎたり暗すぎたりしても、保存した後に(プリントする時に)明るさを変えたり、フィルタをかけたりして、好みの絵面になった段階でプリントする、というワザが使えるのです。スゴイ!

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明るさを変えてプリントし直してみた。

右のが補正なし。露出オーバー気味だったので、プリントする前に露出補正で暗めにしてみたのが左です。


この他に、通行人にシャッターをお願いして撮った記念写真で、人物が小さすぎに写っていたので、プリントする時にクロッピング(まあデジタルズームですよね)して再プリントしたりもしてみました。
(人物写真だし、プリントを母にあげてしまって手元にプリントもないし、ということで話だけですみません。)

最初、その写真を見て、「(人が)遠くて、小さすぎたね」とガッカリしていた母のために、人物を拡大して再プリントしたら、「表情がよく見えるようになった」と言って母は喜んでいました。

画像を拡大するとどうしてもデジタルっぽい粗さが出て、カクカクしてベタッとした塗り絵っぽい画像になって、わたしはあまり好きではありませんでした。
でも、母は喜んでくれたから、場合によってはよい機能なのだなと思います。


この記事、「フィルムカメラ」のカテゴリに入れてみたけど、チェキってフィルム使ってないよね。写真がプリントされてウィーンと出てくるあれは、フィルムじゃなくて印画紙だよね?
や、でも、「チェキのフィルムください」ってカメラ屋で言うと、ちゃんと通じるから、やっぱりあれはフィルムなのか?


などなどと、どうでもいいことを考えたりもしつつ、デジタルチェキ、かなり気に入ったのでした。