発掘された古文具
実家(出戻り)暮らしを始めて1ヶ月が経ちました。
今の場所に実家が引っ越してきた頃、わたしはすでに県外に出ていたため、実家の引越にはあまり関与していませんでした。
そのせいで、わたしの部屋の押し入れには、当時親が捨てかねて、箱にブチ込んで古い家から持ってきたガラクタがたくさん詰まっています。
親ってなんで、中学の頃の体操服とか、30年前のわたしが買ったものを捨てられないんでしょうか。
引越の時、確かに、「要るものは確保したから、あとは全部捨てて」と頼んでおいたのに!
そんな文句を言っても仕方がないので、この1ヶ月、ぼつぼつ押し入れのガラクタを片付けてきたわけです。
ガラクタというか9割以上ゴミですが。
そんな中に、こんな古文具を見つけました。
パイロット社製の、何かリフィルのようなものです。
ボロボロの袋から出してみるとこんな感じでした。
とても小さいサイズですが、穴の数が特殊なので、M5のシステム手帳には綴じられません。
穴の間隔がシステムダイアリーと似ていますが、紙のサイズも穴の数も全然違うので、システムダイアリーにも綴じられません。
この小さな8穴リフィルを綴じるバインダーのようなものは、押し入れ地層からは発掘されませんでした。
そんなものを所有していた記憶もないし。
この製品は当然のように廃番品ですが、一回り大きいLサイズというのはアマゾンに今でもありました。バインダーも。
でも、このミニミニサイズの紙を綴じられるバインダーはアマゾンでは見つけることができませんでした。
たぶんもうどこにもないのでしょう。
こうなったらもはや、メモ用紙にでもするしかないのですが、なんでこんなものを買ったんだろうなあ、昔のわたしは。
考えなしに文具を買う性癖は、何十年も前から持っていたようです。
困ったものです。