宇宙手帳

広く日常。

チェキ(SQ10)の感想

f:id:oolongchai1211:20190429213946j:plain
Instax SQ10 デジタルチェキ。

連休にとっとり花回廊にも持って行って、楽しく使いました。


f:id:oolongchai1211:20190515213723j:plain
大山(だいせん)と花畑

こんな感じで、とてもきれいに撮れます。


SQ10は、一部の(若干ファンダメンタルな)チェキファンからは、批判もあったようです。

伝統的なチェキは、撮ったら有無を言わさず写真が出てくるアナログカメラでした。
ところが、SQ10はチェキだけどデジタルカメラです。マイクロSDカードを入れて、何十枚も画像を保存できて、その中から好きな画像だけを選んでプリントすることが可能なのです。そこが、邪道みたいに思えた人もいたのでしょう。


だけど、そういう機能は、実際使ってみると、やっぱり便利なワケで。

しかも、撮影した画像が明るすぎたり暗すぎたりしても、保存した後に(プリントする時に)明るさを変えたり、フィルタをかけたりして、好みの絵面になった段階でプリントする、というワザが使えるのです。スゴイ!

f:id:oolongchai1211:20190515214209j:plain
明るさを変えてプリントし直してみた。

右のが補正なし。露出オーバー気味だったので、プリントする前に露出補正で暗めにしてみたのが左です。


この他に、通行人にシャッターをお願いして撮った記念写真で、人物が小さすぎに写っていたので、プリントする時にクロッピング(まあデジタルズームですよね)して再プリントしたりもしてみました。
(人物写真だし、プリントを母にあげてしまって手元にプリントもないし、ということで話だけですみません。)

最初、その写真を見て、「(人が)遠くて、小さすぎたね」とガッカリしていた母のために、人物を拡大して再プリントしたら、「表情がよく見えるようになった」と言って母は喜んでいました。

画像を拡大するとどうしてもデジタルっぽい粗さが出て、カクカクしてベタッとした塗り絵っぽい画像になって、わたしはあまり好きではありませんでした。
でも、母は喜んでくれたから、場合によってはよい機能なのだなと思います。


この記事、「フィルムカメラ」のカテゴリに入れてみたけど、チェキってフィルム使ってないよね。写真がプリントされてウィーンと出てくるあれは、フィルムじゃなくて印画紙だよね?
や、でも、「チェキのフィルムください」ってカメラ屋で言うと、ちゃんと通じるから、やっぱりあれはフィルムなのか?


などなどと、どうでもいいことを考えたりもしつつ、デジタルチェキ、かなり気に入ったのでした。