GR10と写真の本
GR10というフィルムカメラに、十年ぶりくらいでフィルムを通して、撮った写真ができあがってきました。
露出補正ができないフルオートカメラなので、白飛びとかは仕方ないかなーと思ってしまいますが、なんか色が変に写ってることがあって、これは謎。
手前の本、もっと緑色がかった色をしていたのに……。
なんでこんな色に写ってるんだろう。
オールドカメラにはいろいろと不思議現象があるのかもしれません。わかりません。
スゴイ本を発見。
GR10写真の同時プリントを待つ間、本屋に行ってました。
少しは写真がうまくなるような本がないかなあと思って、探してみたんですが、こんな本があった!
自分が思っていることがそのまんまタイトルになったような本ではありませんか!!
ドキッとしました。
そしてさらによく見て、もっと驚いた。
作者が、丹野清志さん!!
この人の書かれるカメラ本・写真本が大好きなのです。
ずっと前から読んでます。
絶版本も、図書館で借りて読みました。
一番好きなのは、『コンパクトカメラ撮影事典』という本。
手垢ついてボロボロになってますけど、今でも大好きな本です。作例写真もとても好みなのです。
もうおじいちゃんらしいので、新刊書はもう望めないだろうなあと勝手に思っていたところにこの発見だったので、本当に本当に驚きました。
そして歓喜!
また丹野さんの本が読めるなんて。
でも今回の本は、今までの本と、装丁の雰囲気がなんというか、ちょっと違ってますねww出版社も違う。
わたしが「うまいなあ」と思う写真というのは、技術的にどうこうではなくて、「人の心を揺さぶるのがうまい写真だなあ」と思う写真のことです。
だから、丹野さんの言う「上手い写真」というのとは少し違っているかもしれません。
そうではあっても、もっといい写真を残したい。チョロスナであっても、いい形で残したい。
そう思ってモヤついているこの気持ちに、少しでも整理がつけばと思って読んでいます。