宇宙手帳

広く日常。

今年はA

去年はBだったんですが。

何の話かというと、インフルエンザの話。
つまり今年はインフルエンザA型にかかった、今まさにかかってる、ということです。

去年の思い出

去年の今頃。
仕事始めの日は金曜でした。

午後あたりから咳が出始めて、夜には微熱が出ました。
翌日土曜日に耳鼻科クリニックに行きました。
その時は風邪でしょうとの診断でした。


しかし、その日からの3連休、熱も(37-38度間ながら)下がらないし、微熱の割には食欲も出ないまま。

ちょっとおかしいと思ったので、連休明けに再度クリニックに行きました。
行く前に電話して、インフルエンザの検査をした方がいいでしょうかと相談したところ、先生がすぐに来なさいというので。
(ただし、入る前にもう一度外から携帯で電話し、中には入らないで待つこと、と言われました)


診察室の外の椅子で検査を受け、10分ほど待ったところで、先生が出てきて結果を知らされました。
インフルエンザB型だと。


そんなわけで、仕事始めの日に出勤した後、3連休を経て、次の1週間、出勤できなかったという、ひどい1年の始まりになった2018年だったのでした。

去年の12月

さて、今から1ヶ月ほど前。去年の12月。
会社では、「全員(ほとんど強制)インフルエンザ予防注射の集団接種」という、おそらく会社始まって以来の試みが実行されました。

もちろんわたしも受けましたけど。
過敏症やアレルギーを持っているせいか、注射痕周辺が丸4日間も痒くて痒くて、ホントにムカついた。

そして年が明け

今年は、仕事始めが月曜日だったのですが、その前々日の土曜日から風邪気味だったので、また例の耳鼻科に行きました。
また風邪だろうとの診断で、抗生物質など処方されました。

しかしその翌日から熱が出て、嫌な感じになってきました。


でも!

今年は予防接種を受けてあるんだから、インフルエンザではないはず!
去年Bをやった時よりは楽だし。
熱は38度を超えてるけど、意外と食欲もあるし、多少は動けるし。
悪寒だけはひどいけど、インフルエンザではないはず!!


と思って、ロキソニンなど飲んで、マスクをして、月曜の仕事始めには出勤しました。
その帰り道、ロキソニンの効き目が切れたのか、またひどい悪寒がして、歯の根が合わないほど寒くてガタガタ震えながら帰宅。


そして今日、火曜日。
午前中で帰って、午後にまた耳鼻科に行って、熱が出たんですYOー、と先生に話している話が終わらないうちから、先生が、
「検査した方がいい」
といって、有無を言わさず例の検査棒を取り出しまして。


あわてて、「予防接種を受けたから、インフルエンザじゃないと思います!」って言ったんだけど、

「予防接種を受けたら、感染しないということではない。
感染しても軽くて済むように、死ななくていいようにということです」

と言われ。


エエエー!?
そ、そういうことなんですか!?


で、棒をグリグリされて、すぐ外に出ろと言われ。
陰性に決まってるのに、用心深いんだから……と思いながら、診察室の外に用意された椅子で待ってたら、先生が出てきて、

「インフルエンザA型」

と言われました。


承太郎に負けたダービー弟みたいな顔になりながら、去年と同じイナビルをもらって、薬局の外(ここでも外に出されることは、去年経験済み)で吸入。
帰宅して今に至るというわけです。


去年とは型が違うとはいえ、ほとんど去年と同じパターンすぎて、間抜けすぎて死にたい……。
何この2年連続インフルエンザの年明け。


しかも、予防接種であんなに痒い思いまでしたのに、感染しないわけじゃありませんとか言われてまんまと感染するとか!!
やり場のない怒り!


前向きに考えれば、「予防接種を受けていたおかげで、比較的軽くて済んだ」ということなのかもしれません。

でも、症状が軽かったせいもあって、まさかインフルエンザだとは思わず、1日と半日、会社に行ってしまったワケで。マスクはしてたけど。
誰かにうつしてたらどうしよう……まあ全員予防接種受けてることは受けてるんだけど……。


スッキリしないけど、しょうがないから今週いっぱい休みます。
今も微熱がありますが、割と元気です。


素人の私見ですが、去年も今年も発症のタイミングが同じだったところから見て、帰省からの帰りの高速バスの中でもらったんじゃないかと思ってます。
耳鼻科の先生が他の患者さんに、バスみたいな密室に大人数が詰まってる状況はヤバいと話しているのをさっき小耳にはさみましたし。

皆様も、そういう状況下では特にお気を付けください。


わたしは、去年がインフルエンザB型で幕を開けた割には、とても良い1年になったので、今年も悲観してはおりません。