宇宙手帳

広く日常。

システム手帳と綴じ手帳

『システム手帳STYLE』vol.3が発売されたので買ってきました。(田舎なので発売日から1日遅れで)

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発売前から楽しみにしていた本なので、心躍らせながら読みました。


自分の好きなように使えて、好きなように編集できて、自分だけの1冊の本を作っていくような楽しさ。
ある程度平面の形状をしたお気に入りであれば、穴をあけて綴じておけば、手帳の中に保存することができる楽しさ。
上質の革のバインダーを、眺めたりナデナデしたりするだけでも楽しいかもしれない。育っていく革であれば、愛着もひとしおでしょう。


そんなシステム手帳が、最近再び人気復活の予感らしいです。
もともと魅力的な文房具なので、一時的にデジタルに流れていた人たちも、やがてその魅力を思い出して、再び始めることはよくあることなのでしょう。

どんどん流行ってくれれば、素敵な新商品も次々に登場して、ますますシステム手帳ライフが楽しくなることが予想されます。
楽しみですね!

うちのシステム手帳事情

わたしは、システム手帳を何冊か同時進行で別用途に使っていますが、こういう手帳本に紹介されている人たちのようにきれいに紙面を作る能力は、著しく欠如しているので、同じHBxWA5を使っていても、せいぜいマステをたまに貼る程度で、地味な紙面しか作れません。
ほとんど字ばかりで、お気に入りの万年筆で長文を書くことが多いです。

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最近になって、半券などの貼りものもするようになりましたが、貼り方にセンスはありません。
(しかも写真もボケてる……写真のセンスもないYO!)


勉強用のシステムダイアリー(SD手帳)は、今もゲルインクボールペンで書いています。手が疲れますが、紙が万年筆向きでないので……。

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レシピ帳にはヒラタインダー。開いたまま台所に置いて、見ながら料理します。
リフィルは、濡れた手で触ったり、水分が飛んでもいいように、クリアポケットに入れています。

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その他、バイブルサイズに移行した読書感想文とか、教会の祈祷文+メモ用のM5とか。

でも「手帳」には能率手帳

「不要になったページは捨てて、必要なページだけ取っておくなど、編集が自在にできるのがシステム手帳のよいところ」
これは事実だと思います。

綴じ手帳はそれができません。
過ぎ去った日々のスケジュール欄や、用件が終わって必要なくなったメモページなども、すべて捨てられることなく積み重ねられていく。捨てたくても残ってしまう。


……でもそういう、一見すると欠点のような特徴が、実は綴じ手帳のよいところともいえるような気がしています。


1年間、過ぎ去っていく時間を積み重ねていく。
すごくどうでもいいメモとか、ほんの一時的で終わってしまったことや、結果が失敗に終わってしまったことや、いっそ書き残したくなかったようなことも含めて、過去が全部残っていく。


取捨選択しない、編集できないライフログ
そういう、清濁併せのむ的な綴じ手帳を、スケジュール管理含むメインの手帳として、来年も使おうと思っています。

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4冊目になる、能率手帳ゴールド小型。
2018年に引き続き、表紙に名入れをしてもらいました。イニシャルだけ。


システム手帳の方は、手帳というより、ノートや日記として使う方向性で来年も続行する予定です。

綴じ手帳の能率手帳も、システム手帳も、どちらも存分に使いたいです。


余談ですが、日記について、裏ブログに書きました。
微妙に文具がらみの話題でもあるので、こっちのブログに書こうか迷ったのですが、裏向きの色彩が強いかなと思ってあっちにしました。興味があればご一読ください。
domenica.hatenablog.com