1年ちょっと前に初挑戦して、その後2ヶ月くらいで挫折した、フランクリン・プランナーを再び試してみようという気持ちの波が、最近突然来ました。
手帳術にもいろいろありますが、書けば夢が叶う的な曖昧な手帳術よりは、正確な理論に基づいた時間管理やタスク管理によって目標を達成しようという現実的な方向性の方がわたしは信頼できるので、挫折したとはいえ、フランクリン・プランナーのことは結構好きなのです。
「挫折した」などというと、あたかも全力で当たって砕けたように聞こえますが、そもそもわたしはフランクリン・プランナーをあまり全力で使えていなかったような気がします。
書籍『人生は手帳で変わる・3週間実践ワークブック』で使い方を学習して、価値観の確認や目標の設定などやってはみたのですが、ところどころ自分にはめんどくさかったり、思いつかなかったりするところがあって、ジョジョに手抜きをし始めました。
項目によって、書いたり書かなかったり。
一週間コンパスなんて、1回書いてそれっきり使ってないし。
そんな調子だったので、書くことがあまりなくて空白ページが続いて、つまらなくなってきて、気がついたら使うのをやめてしまっていた、という感じです。
書くことがないはずがない。
そもそも、なんで「書くことがない」などという状態になるんでしょう。
Instagramでやっている手書き日記や非公開ブログや闇日記には、毎日何かしら書いていて、時によっては何ページも書くこともあるというのに。おかしいですよね?
たぶん、フランクリンさんに対してはわたし、ええかっこしいになってしまうんだろうと思います。
「ビジネスライクな手帳だから、ビジネスライクなことしか書いちゃダメだ」「タイムマネジメントなんだからカッコよくやらなきゃダメだ」みたいな無意識の決めつけが自分にあることは、なんとなく認めてる。
別にわたしのフランクリン・プランナーの中身を、コヴィーさんがチェックするワケでもないんだし、何を書いてもいいじゃないですか!
と、開き直ることにしました。
あと、フランクリン・プランナーを見直したくなった副次的な理由として、例の発達障害疑惑も関係しているかも。
忘れっぽい、不注意でミスが多い、物事を順序立てて考えたり実行するのが苦手……そんな人ほど、フランクリン・プランナーは向いてるらしいです。
そうだろうなあ。返す言葉もありませんね。
自己流手帳術もいいけど、時間管理のプロが作ってくれた手帳術を実践することでミスや物忘れを減らせたら、単に手帳づくりが楽しいだけにとどまらず、人に迷惑をかけることも減らせるじゃないですか。うまくいけばの話ですが。
そして再始動。
そんなワケで、久しぶりのフランクリン・プランナー。
せっかくだからバインダーもセットになってるのを買おう!と思い、オータムセットというのを注文しました。いろいろセットになってるのに、バインダー単品よりお安いという、謎の価格設定。
リフィル期間が2016年7月~2017年6月までなので、今からだとあと半年ほどしか使えないんですけどね。
いいんです。
わたしのことだから、たぶんまた2ヶ月くらいでイヤになってしまうと思います。半年分もあれば充分です。
もし半年もったら、自分にご褒美をしたいくらいです。
逆に1ヶ月でやめちゃったら、自分にお仕置きですかね。
バインダーは、前に買ったのがあるけど、それは別の用途(闇日記+毎週のまとめ日誌)に使っているし、心機一転、もう1つくらい買ってもいいんじゃないの、ということで。
同じオフィシナ・リブリスの、別のシリーズが加わっちゃいました。(左が新しいの)
エトルリア文字!
イタリア好き・古代好き・文字好きの人が如何にも好きそうなモチーフですよね。
これがセールになるとは思わなかった。ありがたい。
ホントはシステム手帳のバインダーって、ベルトもペンループもついてないのが好きなんですけど、オフィシナ・リブリスについては、そういう条件を特別に無視しちゃう程度に好きなのです。
フランクリン・プランナーの使い方を、だいぶ忘れてしまったので、またワークブックやり直しです。
以前書いていたシートを見ると、「もう一度会いたい人」の項目に書いてある人と、その後すでに再会を果たしていて、ナニゲに一部夢が実現しちゃってたりもしました。書いたことすら忘れてたけど。
過去の自分が書いたものとの出会いって面白いですよね。
↑ これは、ワークブックを見ながら復習したノートです。
数年後、今から再び始めるフランクリン・プランナーを見て、未来の自分はどう思うのか。
未来の自分にウンザリされないよう、真剣に、且つ遊び心を持って取り組もう!と今のところは思っています(やや弱気)。