宇宙手帳

広く日常。

ココロ狭いかなあ?

「友達と一緒にピザ屋に行っても、自分が注文したピザだけをまるまる1枚食べたい。友達とピザをシェアするのは嫌い」というイタリア人がいると聞いた時、わたしは「イタリアに仲間がいた!」と思いました。


ピザに限らず、簡単に分けることができる料理を、友達と分け合うか、自分の分をひとりで全部食べるか。
意見の分かれるところだと思いますが、わたしは自分が注文した分を1から10まで食べることで満足感と達成感を得るタイプです。


半々または同じくらいの量ずつ交換しようよ、と言われて交換する時の、「他の料理をもらえてラッキー」という気持ちより先に立つ「なんか、なんか微妙……」というモンヤリした気持ち。量的に損をしてるワケじゃないのに、このモンヤリ感はいったいなんだろう……と、長い間思っていました。
なので、そのイタリア人の話を聞いて、それだ!と思いました。


「自分の分だけ食べてたら、1種類だけしか味わえないじゃん!友達と分け合えば他の味も楽しめるじゃん!」と言う友人もいます。
わかります。頭ではわかります。
その考えも一理あるって、頭ではわかるんですが、実際問題として、中途半端に友達の分を分けてもらって食べても、あっちを食べこっちを食べしてたら自分の中で味や印象が混ざって落ち着かない。
それだったら、自分の注文した分を責任もって一貫して完食する方が、集中して楽しめてウフフとなります。


というわけで、わたしは、ピザ的なものは分け合いたくない派です。
最初からみんなでつつくのが前提の一枚のデカいピザとか鍋とかは、もちろん別カテゴリの話です。