宇宙手帳

広く日常。

長江

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長江を間近で見て激しく滾ってまいりました!

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この写真だけ見た人には、「単なる川じゃね?」って言われてしまいそうですが。
確かに川ですけど、ただの川じゃない、だって長江ですよ!?
古来、この大河のほとりでいくつもの熱いドラマが繰り広げられてきたと妄想するだけで滾ってきませんか!

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周りの景色は変わっても、基本的に長江そのものの有様はそれほど変わっていないはず。赤壁の戦いの時に流れていた水が今もまだ流れている(かもしれない)…とか、李白や孟浩然を運んだ水がこの水なんだ(かもしれない)…とかとかとか。

夕方宜昌のホテルに着いて、晩ごはんの時間まで休むようにとガイドさんから言われたけど、明るいうちに長江を見に行きたくて、友達と一緒に川のすぐ近くまで行きました。水を触って喜んだりしてました。

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↑が泊まってたホテル。長江のすぐそば。窓から長江が見えた。

いろんな観光地もよかったけど、単なる川とか言われちゃいそうな長江を間近で見た時が実際はいちばん興奮したような気がする。
多くのものがぶわーっとあふれてきた感じ。それに、本物に触れたというのが、なんか、童心に返ってしまった。

『長江』っていう漢詩の本を持ってるんですけど、この旅行記でも書いた徳公や孟浩然、赤壁、(今回は行ってないけど)白帝城…などなど長江沿いに繰り広げられた歴史が写真と文章で綴られています。
長江はただの川とは言い切れない、いろいろな物語を思い起こさせてくれる川なのです。