旧版ドラマ三国志を楽しむ（桃園三兄弟篇）

今自分の中でお祭り状態になっている旧版ドラマ三国志（原題：三国演義）。
前回は周瑜の話を書きましたが、今日はもうちょっと一般的な視点でご紹介したいと思います。

三国演義の柱はやはり桃園三兄弟だと思うワケで。この三人の魅力がドラマ全体を左右すると言っても過言ではありません。そしてその点だけ見ても旧版はすごいと言わざるを得ません。
すごくかわいい劉備。なでなでよしよししたくなるようなキャラ。

やっぱり劉備は愛されキャラでなくては…と思った次第です。
でも呂布処刑の時なんか、表情変えずにひどいこと言ったりしてさすが劉備腹黒でした。

関羽。

身長190センチの人が演じているそうで、すごく関羽です。
アイシャドウすげえ…と最初思ったのですが、だんだん慣れてまいりました。

張飛。

この張飛がものすごくかわいくて…。まさしくどんぐり眼。そしてまんまる顔。
写真は関羽が華雄を討ちに行く時に太鼓をたたいているところ。兄貴を応援するために一所懸命太鼓をたたく張飛。兄貴大好き！っていうのが伝わってきます。

呂布に城を取られちゃった張飛が、兄者に謝りに来たところ。子供みたいに泣きながら謝る張飛とやさしく許す兄者。

関羽千里行を経て、再会する二人の弟たち（関羽と張飛）。
めったに笑顔を見せない関羽がこんなに笑ってるよー！というだけでグッとくるのだが、張飛の無邪気さがまたいい！！

そしてついに、劉備も入って三人の再会…！

三人の再会のところで、桃園の場面が回想としてかぶさってきたからもう鳥肌！！滾る！！
魅力的な登場人物たちとツボを心得た演出でガンガン盛り上げてくれる旧版ドラマ三国志、最高です！！