【映画】『いつだってやめられる』を観てきました
プロローグ編(副題:7人の危ない教授たち)と、マスタークラス(副題:10人の怒れる教授たち)の2本を、夏季休業中に観てきました。
基本的に映画にあまり興味がなく、積極的に上映チェックもしないのですが、何かのはずみでたまたま面白そうなイタリア映画を見つけると、必ず観に行きます。
今回の映画は、パキスタンカレー屋でカレーを待つ間、店の隅に置いてあった映画館の上映予定表をなんの気なしに見たのがきっかけで知りました。
超・優秀な頭脳を持っているにもかかわらず、大学を追い出され、不本意な生活を余儀なくされている、不遇な教授たち。そんな彼らが結集して、法律ギリギリの金儲けに乗り出す……というお話。
そんなあらすじを聞いただけでも、ムチャクチャな話だっていうのは予想できると思いますが、実際ムチャクチャです。
頭はいいのにダメダメな男ばっかりで憎めない。そんな彼らがとても魅力的で、惜しみなく応援してしまいます。
時に意見が衝突したり、脱線したり修正したりしながら、力を合わせて全力で戦う彼らから目が離せない。だが時々笑ってしまう。コメディというよりギャグかコントに近い。
本編から登場した、武闘派の教授がいかす。ちょっと間が抜けてるけど概ねカッコイイ。
この映画で筋肉が見られるとは思っていなかった。
……しかし、ですよ。
本編を最後まで観た時に、何よりも衝撃を受けたのが、
「これで完結じゃないのかYO!!」
という点でした。
まだ続きがあるらしい……というより、むしろここからが正念場な予感しかしない!
今のところ出番がまだ少ないけど、悪役の人なんかカッコイイし!悪役のかっこよさってすごく大事だと思うのですよ!!
次を見逃さないために、またパキスタンカレー屋に行って、次の上映予定表をもらってこなければと、虎視眈眈で狙っています。