ニース・ラヴァンドを買いました その2
ペンクリニックの際に店頭でペンドクターに見ていただいたうえで購入した万年筆ですらハズレのこともあるのに、アマゾンで買ったものがアタリのこともあります。
勝負は時の運ですから。
開封の儀的な
というわけで、アマゾンで買った、プラチナ#3776 センチュリーNICE(ニース)ラヴァンド。細字。
これ、最初ネットで写真を見た時にはきれいだなと思ったのですが、店頭で現物を確認したら、「なんかちょっとおもちゃっぽいかも……」と思ってしまい、一度購入を中止したことがありました。
お店で見ると、他のカラフルな万年筆と一緒に並べられているので、透明や半透明の軸は訴求力が弱く見えてしまう気がします。
それに、透明・半透明軸は透過光の方が断然美しく見えるのに、ショーケースの中では光が弱いので、一層ショボく見えてしまいます。
透明軸の万年筆は、店頭で見ない方がいいかもしれません。
送られてきたラヴァンドは、とてもきれいな色でした。
店で見た時のおもちゃっぽい印象は、完全に払拭されました。
そして、サンドブラスト加工のサラサラ感がすべり止め効果を発揮して、手へのフィット感がとてもよい。かわいいヤツ……と思ってしまいます。
この加工と、縦にシュッと入った溝のおかげで、たぶん軸に傷がつきにくい(或いはついても目立たない)と予想されます。
ブルゴーニュやシャルトルブルーの傷つきやすさよりは、だいぶマシなはず、と期待。
どうでもいい情報でしょうが、シリアルナンバーは0994/3000でした。結構早い方?
お店から出荷される順番とは何の関係もないのでしょう。
書いてみました!
まずインクを何にするか迷いますよね。
せっかくコンバーター付属だったので、手持ちの中で一番似合いそうな、ペリカンのロイヤルブルーを入れてみました。
ちなみに、コンバーターは銀色のものが付属しています。
コンバーターは金色と銀色のどちらが似合うか?ということに関しては、個人の好みにより意見が分かれるところですが、わたしはラヴァンドには銀の方が似合うと思いました。
汚文字で失礼。
買ったばかりの万年筆が、いきなりこんなに書きやすくていいのか!?と思ってしまうくらい、抵抗感がありません。
ずっと前から使っているかのようです。
ますますかわいいヤツです。たまりません。
ここのところ、万年筆を買ってもあまり気持ちが上がらず、手持ちの万年筆を育てたり洗ったりして控えめに楽しんでいましたが、今回は久しぶりに、新しく購入した万年筆にテンションが上がりました。