茶房日誌

文具とか園芸とか。広く日常。

ニース・ラヴァンドを買いました その1

当たりと外れ

万年筆の買い物にも、当たり外れがあるのかもしれない。
だとすると、わたしは今までに、プラチナ万年筆#3776センチュリーで3回ハズレを引いている。


(1)1本は、書き味が好みではなかった。
ロジウム鍍金の中字(軸はシャルトルブルー)だったのだが、インク切れかけのサインペンのような書き味で、キュルキュルと音がした。きれいな字が書けなかった。


(2)また1本は、単にわたしの書き方に合わなかったと思われる。
ゴールドの太字(軸はブルゴーニュ)で、インクが頻繁にスキップした。通販じゃなく店頭で、しかもペンクリニックで買ったのに。
購入後も調整してもらったり修理に出したりしたけど、どうしても直らなかったので、たぶんわたしの書き方が悪いんだろうと諦めた。

一説によると、ひねりの強い持ち方をする人には太字は合わないそうだ。
わたしは3年くらい前まで、相当ひねった持ち方をしていた。その後正しい持ち方に矯正したけど、正しい持ち方になったと自分で思っているだけで、実はまだひねってるのかもしれない。わからない。


(3)もう1本は、迂闊なところに調整に出して、変に研磨されてしまったらしい。
ゴールドの細軟(軸はブルゴーニュ)。もう少しインクが出てほしいと調整をお願いしたところ、1時間かかるからと言われ、外で昼食をとって店に戻ってきたら調整が終わっていた。どういう調整をされたのか、わたしは見ていない。
その後しばらく使ってみるも、なんかガリガリして気に入らない。専門家に見てもらったところ、ペン先が研磨されているのでと言われた。今も自宅に死蔵。

わたしの買ったセンチュリーに当たりはなかったのか?

実は、1本だけ当たりがありました。
シャルトルブルー・ゴールドトリムの超極細。これは大いに気に入っています。

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とはいえ1勝3敗。
そういう調子だったので、センチュリーにはご縁がないと思っていました。

久々の大当たり

そんなワケで、もうセンチュリーなんか買わないみたいな気分が続いていたのですが、なぜか突然、
「ピンクゴールドのニブなら、別の書き味が期待できるかもしれない」
という、根拠のない妄想が湧き出てきました。


センチュリーでピンクゴールドのニブといえば、ニースロゼ・ニースリラ・ニースラヴァンド、あとは趣味文オリジナルのボルドーロゼ。

またハズレを引いてしまうかも……という不安感があったので、一番高価なボルドーロゼは選択肢から外しました。あの赤い軸はとても好きなのですが、あの軸で2回失敗しているのでちょっと警戒……。


結局、最近だいぶ値段がこなれてきた、ニースラヴァンドを選択しました。
これが、久々の当たりだったのです。

長くなったので、続きは次回に。