8穴のシステム手帳【システムダイアリー】概要編
1ヶ月ほど前から、システムダイアリー(SD手帳ともいうらしい)を使っています。
楽しい手帳なので、ご紹介したいと思います。
主な特徴は、
- 1968年に日本で開発された、本邦初のシステム手帳。
- リング穴は8つで独自サイズ。他社システム手帳との互換性なし。
- 使用後のリフィルは情報カードのように収納できて(ケース有)、検索性もよい。
- リフィルも充実。
- 近年社長が代わって、いろいろ改良されたらしい。
といったところ。
先日思い切って、去年発売になったイタリアンレザーのフラッグシップバインダー(公式通販限定)を買いました。
革は結構厚くて、まだちょっと硬いんですが、もうちょっとこなれたらいい感じになると思います。本当はペタッと開いてほしい。
システムダイアリーを使う理由
まず、大きさがかわいいこと。
バインダーの大きさはほぼ文庫本サイズ。カフェや電車内で開いていると、文庫本を読んでいるように見えそうです。
リフィルとバインダーの大きさがほぼ同じで、一般的なシステム手帳のように「バインダーがリフィルより1回りでかい」という感じはありません。
リフィルの縦横比も個人的に好き。
黄金比マニアではないのですが、バイブルサイズあたりの縦横比はちょっと落ち着かないのです。
SDリフィルは黄金比らしい。納得。書いていて落ち着きます。
次に、リフィルのラインナップ。
1968年の開発当初からあまり大きく変化していないようで、現在、一部ユーザ間では「カッコよくない」という声もあるようです。
でも、やたらにリニューアルしたり廃番にしたりせず、基本的なフォーマットを長年にわたって供給し続けてくれているという安心感!これは重要だと思うのです。
シンプルなフォーマットが多いです。
ネットでユーザの使い方を見てみると、既存リフィルに自分で線を引くなど工夫して使っている方が多いようです。
自分も使ってみた感想として、
「SD手帳は、使う人が工夫を加えたくなる手帳。自分で作っていく手帳」
なんだなと思いました。
作り上げる手帳といっても、シール貼ったりデコったりという方向性ではなくて、試行錯誤しながら自分に合うものを作り上げていく感じ。
供給されている材料が多くないので、自分で工夫せざるを得ない……という面もありますが、そこが却ってプラスに働いて、工夫をするのがとても楽しいと感じさせてくれる手帳だな、という印象です。
わたしの使い方などもご紹介したいのですが、長くなるのでまた次回に。