宇宙手帳

広く日常。

デスクペン増員

少し前のことになりますが、近所の書道用品店で、セーラーのデスクペンを見つけました。
すでに廃番になっている商品です。ペン先は極細で、定価1000円(+税)。700円のもあったのですが、デスクペンは少しの価格差で結構書き味に違いがあるようなので、いい方を買ってみました。

これでうちのデスクペンが3本になってしまいました。


パイロット(細字) 2000円くらい
プラチナ(極細) 2000円くらい(←金ペンなのに!)
セーラー(極細) 1000円くらい

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どれも純正黒インクカートリッジを使用しています。
プラチナだけ、洗ったばかりなせいかインク色が異様に薄いですが、普段はきちんと黒く出ます。


セーラーの書き味が非常に独特です。
まず本体の重さがとても軽いです。
書いてみると、紙に触れている時のフワフワ感が不思議な感触です。
このフワフワ感がちょっと毛筆っぽくて、行書を書くとテンションが上がります。


一方、プラチナのペン先は14金なんですが、「金だからやわらかいだろう」というようなことは全然なく、硬くシャープな線質で硬筆楷書向きっぽいです。ハネとかハライとかがカッチリ決まるので、楷書が上手くなったように錯覚させてくれるペンです。筆圧の高い人にもオススメ。
プラチナとセーラーはどちらも極細といいつつ、セーラーの方はインクフローも潤沢で筆跡もやや太めです。セーラーの方は行書を書くのが楽しい。


パイロットの細字は、プラチナ極細のようなシャープネスはありませんが、懐の深さを持っていて、手紙を書く時などとても気持ちよく書けるペンです。
パイロットの極細も機会があれば使ってみたいです。使いやすそうな予感しかしない。


それぞれ個性的で、用途別に楽しめます。