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茶房日誌

烏龍の日記。Instagram ID: @oolongchai

読書記録(再読):『能率手帳の流儀』

文房具

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去年の11月にこの本『能率手帳の流儀』(野口晴巳著)を買って、すぐに読みました。


遅読で飽きやすい自分も飽きることなく最後まで読めました。手帳をもっと自分の生活に活用したいと考えていたので、いい本に出会ったと喜びました。


それから間もなく、来年(=2016年)用にと、能率手帳ゴールド(小型)を購入したのは当然の流れでした。
初めて買った能率手帳ゴールド。
ゴールドなんて自分にはまだ早い!手帳をマトモに使いこなせたためしもないのに!……という気持ちもありましたが、「それでも使いたい」という気持ちの方が勝ってしまったのでした。


年が明けて、能率手帳ゴールドは毎日持ち歩く側近手帳の地位を早くも確立しました。毎日ぎっしり書きました。調子づいて巻末に「やりたいことリスト」なども作っていました。
わたしにとって、こんなにたくさん書くことができた手帳、こんなに楽しく使うことができた手帳は、今までありませんでした。
1年経ったらとても楽しい手帳ができあがりそうな雰囲気でした。


……と思ってたんですが。


年明けまもなく、1月の半ばくらいに突然、大阪本社から岡山へ転勤命令が出ました。

これは。帰還という名の左遷?ですよね?としか思えない状況。収入も実質的に減ったので、住むところもランク落とさざるを得なかった。
気合い満々で買った能率手帳に書いた「やりたいことリスト」も、項目の多くが実現不可能になったことで、正直かなり鬱になりました。


この会社を辞めようと思うのだけど、鬱すぎて次を探す気力が湧いてこない。
田舎に帰ってしばらくニートしよう、と本気で考えたんだけど、会社からはなぜか引き止められ。
実際問題、田舎に引っ込んでしまったら一生それっきりになりそうな恐怖もあり。
どうしたらいいのかわからなくなってしまった。

そんなどっちつかずな状態で今に至り、日々鬱々と過ごしているワケです。


さて。
SNSが来年の手帳の話題でにぎわい始めた時期でもあり、久しぶりに『能率手帳の流儀』を読んでみました。


微妙な笑いが出てしまいました。作者が名古屋に左遷されてて。

でもその名古屋行きが作者の転機となって、手帳という生涯の伴侶を使い始めるきっかけになったと。
ああそうだった、この本読むの二度目なのに、こんなことが書いてあるの憶えてなかった。自分には関係ないと思ってたんだろうな。

行くつもりもない名古屋に転勤させられたのがきっかけで手帳デビューした私のように、さえない時代の方が手帳を使い始めるチャンスです。(中略)悩む時間を手帳と過ごせばいいのです。
(序章より)

実はすごい本と出会ってたんだ!
と今頃感激してみたりして。


ところで、来年用の手帳まだ買ってないんですけど、来年も能率手帳ゴールド買ってもいいかなあ。
ぜひ来年も引き続きゴールドさんと過ごしたい!という気持ちはすごくあるのですが、なんかこんな自分がこんないい手帳を使うのがいまさらながらもったいない気もしてくるのです。