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茶房日誌

烏龍の日記。Instagram ID: @oolongchai

物欲退治

doll

ここ3日間くらい、物欲と戦ってました。


お金には限りがあるのに、物欲には限りがない。
ほしかったものを買って満足した直後、もう別のものに関心が移って、またほしいほしい言い出す。
通販サイトで興味の対象を検索してはほしいものリストに追加して、暇さえあればそのリストを眺めてる。そんなのがわたしの日常です。

先日もそういう状況に陥って、通販サイトはもちろん、一般人のブログでもそのブツのお迎え記事を探すなどして、画像を次々にDLして眺めるなどしていました。


しかしです。
通常であればとっくに出ているはずの夏のボーナスの支給が遅れに遅れ、「親会社がラマダンに入った」という謎の理由でさらに遅れ、趣味の買い物をしている場合でもなくなってきました。
いや、そういう理由以前に、そもそも自分は物欲に振り回されすぎ。

擁護すべき物欲か、退治すべき物欲か

冷静に考えてみよう。本当に必要なものなのか?ほしいほしいと思い詰めていたブツの魅力が、手に入れた瞬間に雲散霧消する可能性はないのか。
……あるかも。


こんな中途半端な気持ちの時は、結局、買わないのが正解のことが多い。
でもまだほしい気持ちがくすぶっているので、買わないという決断をするためには、何か理由が必要だった。


滝に打たれに行くように

というわけで、たまたま見つけた2chアンチスレを読んでみることにしました。所謂ぶっちゃけスレ。
この時わたしがほしかったものというのはあるドールだったのですが、このぶっちゃけスレは、「このドールが嫌い」というのをひたすら投下するという趣旨。ちょっと荒療治かもしれない。
「叩くのはドールだけで、そのドールを好きな人やオーナーのことは叩かない」というルールが設定されているので、過剰に荒れることもなさそうだ、と思って読んでみました。


結果。


すごく勉強になりました。
当初の目的と違うけど、知らなかったドールをたくさん知ることができたし。「この世界こんなに広かったんだ」というのがわかっただけでも一つの収穫。


そして、当たり前なんだけど、「人の好みは人それぞれ」「ドールに求めるものは人それぞれ」ということを再認識できたのもよかった。
すべての人に好まれるドールなんか、存在するわけがない。
こういう場だから、自分が所有している子も結構disられてたんですが、別に全然気にならなかった。ああそう感じる人もいるのね、とか、ああそうだよねそこはあなたの言う通りだよwとか思いながら読みました。


このスレを読む前は、「もし自分のお気に入りを叩かれたら、気分を害して鬱になるんじゃないのか」と少し心配だったのですが、そんなことは全然ありませんでした。
お気に入りを叩かれても割と平気だし、嫌いなタイプが同じ人には親近感を覚えるし。


ごくまれにスレチな人が現れて、「好きな子のことをdisられたら気分悪いじゃないですか!感じ悪い人たちばっかりのスレですね!」などと叫んだりしてますが、わたしはなぜか、このスレを読んでいてすがすがしい気持ちになりました。「ドールは叩いても人は叩かない」というルールが徹底されていたせいかもしれません。


同じ種類のドールの愛好者だけで集まって、否定される心配もなく「うちのこかわいい、よそのこもかわいい」でユルユルやってるのもいいけど、お互いに本音を言えるぶっちゃけ場の方が、むしろ気遣い無用で楽な雰囲気でした。脳も活性化しそう。


みんなの「嫌い」と自分の「好き」

「これが好き」「これが嫌い」「ここだけは譲れない」「ここだけは許せない」
といった基準を、自分の中にしっかり持っておかないと物欲の赴くままになってしまう!と改めて思いました。
「これが嫌い!」と言い切れる人の潔さと自分のヌルさ……。


だんだんと、お迎え記事を検索してかわいい画像を集めるより、アンチスレを読んでる方が楽しくなってきました。
というか、画像収集に飽きてきました。
いくつものブログを見たのに、写真がどれも似たり寄ったり。ほとんどどれも同じ角度から撮られていて、違いといえばスマフォカメラのフィルタの色合いくらい。
カスタムの自由度も高くないみたいで、雰囲気も似てる。それに、表情が固定しすぎてる。


そうだ。表情ハッキリしすぎとか、笑顔固定とか、そういうドール苦手だったじゃないですか自分。これ絶対飽きる。ていうか画像だけですでに飽きてるし。
このドール確かにかわいいけど、よその子の画像だけ見てればいいんじゃないですか!?


なんか冷静になってきました。


買うのをやめる勇気

アンチスレを読み始めた当初の目的は、「あのドールのいいところしか見えてない今の自分に、誰かあのドールの悪いところを吊し上げてほしい」ということだったのですが。
結構吊し上げてくれてたし、嫌いな理由も書いてくれてたので、ふむふむなるほど、ってなりました。


昔、カメラマニアっぽかった頃、某カメラメーカーサイト内の『嫌いなカメラ掲示板』みたいなのを読んだ時は、すごく嫌な気持ちになって、こんな掲示板閉めたらいいのにと思って二度と見に行かなかったのですが。
なんでドールだと平気なんだろう。自分が変わったのかもしれません。


ほしかったドールへの物欲がきれいに吹っ切れてとても気分がいいです。
通販サイトのほしいものリストからも、サクッと削除しました。
さーて、ボーナスいつ出るのかな……。

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