宇宙手帳

広く日常。

うちのストリクタ

『ボタニカル・ライフ』を(実は足かけ数年かけて)ようやく読み終えたところで、うちの植物の話など。

引越しなどして環境が変わるのがいけないのか、移動のストレスが悪いのか、植物の中では比較的行動自由なチランジアであっても、環境が変わると突然枯れたりします。
そういうことが心配だったので、引越しの時は、チランジアたちの運搬を業者に任せる気にならず、自分で運びました。
今のところ全員元気そうですが、チランジア類は成長が遅く、また枯死する時も死んでいるように見えないのにいつのまにか内部から死んでいるような奴らなので、油断ができません。

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昨年の年末あたりに開花した、チランジア・ストリクタ。
今回の開花では、ピンクの苞から咲く青い花の数が前年までよりも少なく、この株はそろそろ限界なのかなあと思いながらの年越しとなりました。
そこに、年越し直後の転勤命令による引越しで環境も変わり、毎回開花の後に律儀に子株を出していたこのストリクタも今回ばかりはどうよ、と心配しておりました。

が。

昨日、葉の生え際を念入りにチェックしてみると、小さな小さな子株が顔を出そうとしているところを確認できました。ホッ……。


このストリクタは、かれこれ5年くらい前かな?東京の夢の島熱帯植物館で買ったものです。温室などないわたしの貧乏賃貸の家で、数ヶ月に一度、花を咲かせてくれています。