宇宙手帳

広く日常。

モレスキンの邪道な使い方

ゴッホヘミングウェイその他著名人が使用した伝説のノートと呼ばれる高級ノート、MOLESKINE(モレスキン)。

赤表紙のウイークリー手帳や黒表紙の無地ノートを使ったことがあります。
現在は、ローマ旅行の準備のため、City Notebook Romaにいろいろと書き込んでいます。

でも、モレスキンのヘビーユーザというほどではありません。
今回のCity Notebookも、セールで900円になってたから買ったというだけ。


そんな感じでモレスキンとは距離を保っているわたしですが、過去に血迷ったことがあるようで。

先日、他のものを探していた時に見つけたのですが、いつ買ったのか不明な五線譜のポケットサイズモレスキンが完全未使用の状態で引き出しに入っていました。
作曲もできないのに、五線譜なんか買ってどうするつもりだったんだろう。間違えて買ったのか?

こんな小さくて厚いノートにタブ譜を書いたとしても、それを見ながら演奏するには向いてないし。ホントなんで買ったんだろう。
譜面以外の用途に使うとしても、こんな高級なノートなんだから、きちんとした内容を書いてきちんとした用途に使わなくては!!……などと思うと、1ページ目を書き込む気すらなくなってしまう。


そんな思いが邪魔をして、何年もの間タンスの肥やしになっていたようです。


でもずっと使わないままでいるのももったいないから、今回思い切って、単語帳として使うことにしました。

f:id:oolongchai1211:20140829202736j:plain

1ページ1単語です。大胆です。
顔料インクのミリペンで書いてるんですが、インクが裏抜けするので右ページしか使っていないという、いよいよもって大胆な使い方です。
高級ノートなのに!もったいない!!と怒られそうですが、どうせこのブログは1日に10人くらいしか見に来ないから大丈夫、そんなことで怒るような事情通は来ない。

こんなザックリすぎる使い方をしていても、ページ数が多いから、規則活用の各種代表的なものと不規則活用を思いつく限り書いても、ページは充分足りそうです。



「合理的な考え方」でいえば、単語を憶えてしまったら単語帳なんてもう見ないんですから、使い捨てのノートや単語カードに書くのがいいんでしょうけど…。

そこを敢えてモレスキンです。

モレスキンを開いて見たり書いたりしてる人って、傍目に見てカッコイイじゃないですか。書いてある内容は見えなくても、佇まいだけでカッコイイ。
電車の中で単語カードを繰ってたらちょっと学生っぽいですけど、モレスキンをめくってたらデキル人っぽい。たとえその中身がこんな大きな字で書き殴った単語帳であってもです。


これで、電車の中でも、喫茶店でも、カッコよさげな風を装いながら単語が憶えられます。
むしろ積極的にカバンから取り出して眺めたくなるという効果がありますから、ついついノートを見る機会が増えてしまいます。
そんなわけなので、単語カードを使うより、結果的に単語も早くそして多く憶えられそうな気がしませんか!?(←言い過ぎ)


でもたぶんもう五線譜モレスキンは買わないな。
次にまたモレスキンを単語帳として使おうと考えたとしても、ルールド(横罫)かスクエア(方眼罫)にしようと思っています。