三遊洞と張飛の像
今日の観光地は三国志とはあまり直接は関係ないんですけど、張飛がちょっと出てきますので三国志ファンの皆様も軽く見ていただけるとうれしいです。
三遊洞は、唐代(中唐)の3人の詩人白居易・白行簡・元稹が遊びに来たという洞窟です。その後、宋代にも別の3人の文人(蘇詢・蘇軾・蘇轍)が訪れたそうです。
白居易は白楽天の名前の方が有名かもしれません。有名な詩人です。白行簡は白居易の弟で伝奇作家。元稹は白居易の親友で、やはり詩と小説を書いています。
仲良し3人組のおっさんたちが遊びに来てたと思うと、楽しそうでなんかニヨニヨしてしまった…。長江を見ながら詩を詠んだりしたんだろうな。
洞窟は、現在は広い入口になっていますが、白居易たちが来た時はこちらの狭い入口から入ったそうで…。
入るのも出るのも大変そうです。3人ともあまり太ってなかったのかな…。
この付近に、張飛の大きな像があります。
ゴツゴツした岩肌をそのまま生かした、勇壮でカッコイイ像でした!
長江を見下ろしています。
変な日本語の看板がいっぱいなのもわたし的にポイント高かったです。(よく見ると英語も変)
以前、妄詩選という同人誌に白居易と元稹について少し書いたのですが、最近は白行簡が気になって仕方ないので、三遊洞つくづくおいしいです。