宇宙手帳

広く日常。

鹿門山(龐徳公篇)

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襄陽(現在は襄樊市)にある鹿門山。
唐代の詩人孟浩然の出身地としても有名ですが、その孟浩然も敬愛していた後漢の名士・龐徳公隠棲の地でもあります。

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鹿門山にある鹿門寺。
熱心な信徒が礼拝に来ていました。
落ち着いたいいお寺でした。案内の女性も穏やかで感じがよかった。

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山の裏の方になんかあるとのことで、道なき道を上っていきました。上っていく劉さん。

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孔明が師匠を拝礼しに来た場所、ということです。
その師匠こそズバリ、龐徳公。徳公は孔明の親戚でもあります。

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像があるんですけど、実はこの写真ではわからないのですが、右側の孔明の顔は、半分壊れてました。
おまけに、山の裏手はゴミ捨て場になっていて、ひどい悪臭がたちこめていました。
襄樊はもっと観光地を整備すべき…とガイドさんも嘆いておりました。

実は、今回の旅行に来る前に、本で龐徳公の像がある洞穴みたいな場所の写真を見ていて、ぜひともそこに行ってみたい!と思い、ガイドさんにお願いしたのでした。
しかし、ガイドさんもそんなところは知らない様子…。でも、近辺の人に尋ねて回ってくれました。
↓場所を教えてくれた人たち。

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そしてついに発見!!龐徳公の洞窟!!

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これはレア…!
ガイドの劉さんに感謝感謝です。

龐徳公は龐統の叔父さんです。もううれしくて、洞窟の徳公像をベタベタ触ってしまいました。
龐徳公は、この後行った水鏡荘でも登場します。