宇宙手帳

広く日常。

チェキ(SQ10)の感想

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Instax SQ10 デジタルチェキ。

連休にとっとり花回廊にも持って行って、楽しく使いました。


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大山(だいせん)と花畑

こんな感じで、とてもきれいに撮れます。


SQ10は、一部の(若干ファンダメンタルな)チェキファンからは、批判もあったようです。

伝統的なチェキは、撮ったら有無を言わさず写真が出てくるアナログカメラでした。
ところが、SQ10はチェキだけどデジタルカメラです。マイクロSDカードを入れて、何十枚も画像を保存できて、その中から好きな画像だけを選んでプリントすることが可能なのです。そこが、邪道みたいに思えた人もいたのでしょう。


だけど、そういう機能は、実際使ってみると、やっぱり便利なワケで。

しかも、撮影した画像が明るすぎたり暗すぎたりしても、保存した後に(プリントする時に)明るさを変えたり、フィルタをかけたりして、好みの絵面になった段階でプリントする、というワザが使えるのです。スゴイ!

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明るさを変えてプリントし直してみた。

右のが補正なし。露出オーバー気味だったので、プリントする前に露出補正で暗めにしてみたのが左です。


この他に、通行人にシャッターをお願いして撮った記念写真で、人物が小さすぎに写っていたので、プリントする時にクロッピング(まあデジタルズームですよね)して再プリントしたりもしてみました。
(人物写真だし、プリントを母にあげてしまって手元にプリントもないし、ということで話だけですみません。)

最初、その写真を見て、「(人が)遠くて、小さすぎたね」とガッカリしていた母のために、人物を拡大して再プリントしたら、「表情がよく見えるようになった」と言って母は喜んでいました。

画像を拡大するとどうしてもデジタルっぽい粗さが出て、カクカクしてベタッとした塗り絵っぽい画像になって、わたしはあまり好きではありませんでした。
でも、母は喜んでくれたから、場合によってはよい機能なのだなと思います。


この記事、「フィルムカメラ」のカテゴリに入れてみたけど、チェキってフィルム使ってないよね。写真がプリントされてウィーンと出てくるあれは、フィルムじゃなくて印画紙だよね?
や、でも、「チェキのフィルムください」ってカメラ屋で言うと、ちゃんと通じるから、やっぱりあれはフィルムなのか?


などなどと、どうでもいいことを考えたりもしつつ、デジタルチェキ、かなり気に入ったのでした。

鳥取と島根

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松江の実家に帰ったついでに、とっとり花回廊に行ってきました。

お供のカメラは、久しぶりのFujifilm X20。
ズームレンズ付きのコンパクトカメラだけど、見た目や操作性が昔風で気に入っている。旅行とか、ここぞという時に使うことが多いカメラ。

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時期的にチューリップが主役でした。

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こんなところにチランジアが!!

中央のドーム型の大型温室の中にはなぜか石垣があって、その石の隙間にチランジアがいっぱい埋め込んでありました。
花が咲いたり子株を吹いたり、チーさんたちは置かれた場所でそれなりに楽しそうにやっておりました。

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行列並んで梨ソフトクリームを買った。

通常、食べ物のために行列を並ぶなんてしないんですけど、梨ソフトクリームはどうしても食べたかったので。

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祝賀ムード。遠くには大山(だいせん)。

いつやったのか記憶にないけど、X20の液晶モニタの設定を晴天ナントカっていうのにしていたようで、モニタに映る画像がミョーに明るくて、なんかおかしいなと思いながらもマイナス補正しまくりながら撮っていたのでした。

家に帰ってPCに取り込んでみたら、当然のように、全部アンダーでした。

アンダーでちょうどよかったカットもありましたけど。

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熱帯植物が好き

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ヒスイカズラが咲いていました。見事な翡翠色。

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牡丹も見ごろ。島根県大根島からの牡丹。

オマケ的に、月照寺

島根県松江市月照寺
松平家菩提寺です。

ここは紫陽花寺なので、6月くらいに行くのが一番美しいと思います。

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この日もやっぱり全部アンダーに写ってた。

露出ミスのせいでダークな写真ばっかりで、新緑のさわやかさが全然出てなかったけど、お寺の重厚さはなんとなく出てた気がする。

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書院からお庭を見る。

デジタル写真はやっぱり難しいですね。
設定項目多すぎるし、なんかの拍子に設定触っちゃったりボタンに触れちゃったりして、おかしなことになることも多々あるし……。

デジタルカメラが悪いわけじゃなくてわたしが未熟者なだけか。

針孔インスタント写真とデジタルインスタント写真

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今年はインスタントのモノクロで針孔。

WPPD(世界ピンホール写真デー)、今年も忘れずに撮影してきました。

でも、事情により出発が遅くなってしまったり、天気が今一つだったりして、どうも今一つ気分が乗らず……。
撮影した写真も、ぱっとしないものが多かったのが残念でした。

遠くまで行ったのに、結局近場で素早く撮ったのを上記公式サイトに投稿しました。


帰ってきてすぐ、カメラ屋さんに現像に出したら、お店の人が「ピンホール写真懇談会まだやってますからよかったら覗いてください」と言ってくれたので、ちょっと顔を出しました。

わたしが昔撮った中国の針孔写真をすごくほめてくださって恐縮した……。

それと、針孔をつけたHOLGAの現物を持っていたので、皆さん(といっても先生含めて4人ほど)にお見せしたりしました。
レンズを外して、そこに100均の銅板に穴をあけてつけたんですーって言ったら、意外にウケた。


さて。

この日に撮った針孔寫眞。
ロクロク判で撮ったのはマトモなのがなかったので、DIANA+インスタントバックで撮ったのを少しばかり。

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蔵のある路地。

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走る電車がうっすら写った。

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右下に変なものが写り始めた。

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何なのこの右下の物体は。

この日、instaxのフィルムは2つ使いましたが、2つとも、5枚目あたりから右下に変なピンク色の海藻みたいなものが写り込むようになりました。きもい。

カメラ屋さんに、「これ何ですかねえ」って言ったら、メーカーに送って調べますって言ってくれたので、回答待ち中です。

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元銀行。

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この建物で写真展が開催されたりもする。

変な物体が写り込んだのはちょっとキモかったけど、インスタント写真って面白いですよね。
針孔のインスタント写真となると、ますますぼんやりした感じになります。モノクロもいい感じ。


さて。

インスタント写真が楽しかった気分がまだ冷めてない1日後。
LOFTに行ったら、見切り品ワゴンにFujifilm instax SQUARE SQ10が8000円で売られているのを見つけてしまいました。


わたし、チェキの動向はほとんどチェックしてなかったので、最近のチェキの進化は全然知らなかったのですが、SQ10すごいですね!
デジタルなんですねこれ。なのに、チェキのフィルム(この機種だとスクエア判フィルムしか使えない)にプリントできる。
マイクロSDカードを装填して、何枚もデジタルで撮って保存して、気に入った写真だけプリントすることもできるだなんて。

SUGEEEEE!!
それが8000円だっていうから、つい買っちゃったじゃないですか。

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しかもストラップ付けてくれた。

Instagramはやめたけど、正方形写真は好きだし、写真はやっぱり紙にプリントしてこそ楽しいと思うので、SQ10これから楽しもうと思います。

バッテリがX20と共用できるのもうれしい。
でもこのバッテリ、減るのが早いよね……。まあ予備はいっぱい買ってあるから大丈夫!